2022年08月07日

<スプレー缶>廃棄時の穴開け 静岡県内市町「必要」「不要」二分

下記、7月29日の静岡新聞

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出火事故続発 スプレー缶廃棄時の穴開け 静岡県内市町「必要」「不要」二分
7/29(金) 8:17配信 静岡新聞

 静岡市葵区で28日、50代女性が使用済みのヘアスプレー缶に刃物で穴を開けた際に引火し、左腕に軽いやけどを負った。同市は火災事故を防ぐためスプレー缶廃棄前の穴開けを不要としているが、穴開けを求める自治体もあり、対応は異なる。

 同区では1月下旬にも30代女性が日焼け止めスプレー缶に穴を開けた際に爆発。女性は頭や腕に軽いやけどを負った。同様の火災はしばしば県内各地で起きている。

 静岡新聞社が同日、県内35市町に取材したところ、穴開け不要なのは19市町(牧之原市相良地区を含む)、必要とするのは17市町(同市榛原地区を含む)で、対応は二分されている。

 スプレー缶廃棄時の対応を巡っては、かつてはごみ収集車でスプレー缶が圧縮された際の引火、爆発などによる火災を防ぐため、事前に穴開けを求める自治体が多かった。

 一方、十分に可燃性ガスが抜けきっていないスプレー缶に刃物などで穴を開けると、金属同士の摩擦や静電気で引火する危険性が伴う。国は2019年7月、全国自治体に穴開けを不要とした上で回収する態勢を早急に整備するよう通知した。県内では本年度、新たに河津町も加わって20市町が穴開け不要となった。

 火災事故防止のため、静岡市消防局の担当者は「スプレー缶は必ず中身を使い切ってから廃棄してほしい」と強調する。穴開けが必要な自治体も含め、ガス抜きや穴開けの作業は「換気された屋外で行うことが大切」と指摘する。

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清水町では、スプレー缶は、穴をあけることになっている。


タグ :清水町

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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 17:19 │ごみ処理

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