2017年11月14日

「災害時のトイレ問題・し尿処理研修会」~自宅避難時の災害用トイレと浄化槽の活用~

昨日は、静岡県環境整備事業協同組合主催による
第5回世界トイレの日事業「災害時のトイレ問題・し尿処理研修会」
~自宅避難時の災害用トイレと浄化槽の活用~が
静岡市のグランシップで開催され、
昨年に引き続き参加。
「災害時のトイレ問題・し尿処理研修会」~自宅避難時の災害用トイレと浄化槽の活用~
講演が3つあり

「災害時におけるに小処理・浄化槽対策及び最近の浄化槽行政の動向」
環境省環境再生・資源循環局廃棄物適正処理推進課 浄化槽推進室長 松田尚之氏

「熊本地震による浄化槽の被害状況と災害用トイレとしての役割」
公益社団法人熊本県浄化槽協会 検査企画部長 野村龍美氏

「時系列で備えるトイレ対策(自助編)
特定非営利活動法人日本トイレ研究所 代表理事 加藤篤氏

松田氏は、南海トラフ巨大地震が起きると
発災1週間後に避難所への避難者数が500万人になると想定され、
避難所で一日約850万Ⅼのし尿が発生すると推計され、
全国で約17万基の仮設トイレが必要になると述べる。

野村氏は、
浄化槽の役割は重要であり、防災施設としての整備も必要と述べる。

加藤氏は、
携帯トイレの品質の検討について述べ、
○使用方法が明示されているか?
○吸水・凝固量が明示されているか?
○回収時にごみ袋が破れにくいか?
○保管時に液体に戻らないか?
○保管時にガスが発生しないか?
○可燃時に適した素材・含水率か?

以上の点に注意して、
携帯トイレを購入するよう促す。

また、使用済み携帯トイレ等を決して他のゴミと一緒にしないように訴える。
他のゴミと同じように集めてパッカー車などに入れると大変なことになる。


タグ :地震

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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 11:29 │ごみ処理地震・災害

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