「地域防災訓練」と「議会災害対策室の設置」

今日は、地域防災訓練で長沢区公民館へ。

協議委員をしており、
8時に集まってテントを張り、
受付をつくるなどして準備を手伝う。

天気は、晴れで昨日に続き比較的暖かい。

9時にサイレンが鳴り、
区民の皆さんがぞくぞくと集まる。

200人以上の方が集まった。

9時20分過ぎから
区長さんが鳥インフルエンザが流行していることにふれ、
新型インフルエンザの危険性について話し、
食料の長期備蓄の必要性などを説明した。

私も挨拶をし、
昭和56年以前の木造住宅の無料耐震診断、
耐震補強工事の補助金についてや、
ブロック塀の撤去や改善の補助金、
家具の転倒防止金具の設置についてや
土嚢の手配について説明する。

また、11月に研修を受けた災害時のトイレの話から、
感染症の危険から身を守るため、
アルコール手指消毒液やマスクの備蓄の必要性について説明した。

今回の訓練も、
〇消火訓練
〇発電機、チェーンソー、可搬ポンプの機器使用訓練
〇三角巾を使った救護訓練

以上、３グループに分かれて順繰りに訓練を行った。

訓練では消防団の方が指導をしてくれた。
また、救護訓練は、保健委員さんが担当してくれた。

その後、今回は議会でも災害対策室の設置を行い、
議長、副議長、議会運営委員会委員長、常任委員会委員長が役場4階議長室に招集した。

招集後、議員の安否確認について、
伝達方法の確認などをする。

その後、議場に移動し、災害時の問題点などをみんなで確認した。

議場天井の照明の落下の危険性や
5階傍聴席の避難経路の確認などをする。

傍聴者用などのヘルメットの必要性について意見がある。

また、5階の傍聴席から外に出るには、非常口が一つしかない。
4階の議場にも降りられるようにした方がいいのではないかとの意見がある。

5階の廊下には、机やソファなどが置かれ、
災害時に傍聴者の避難がスムーズに行かないおそれがあることが指摘された。

5階トイレの案内板がしっかり固定されていないこともわかった。

また、4階のベランダに脱出用の救助袋があるが、
使ったことがないので、いざというときに使えるかどうかわからない。

使用方法の確認の必要性が指摘される。

その後、3階に降りて災害対策本部の状況を確認した。

各議員は、地元の情報を議会災害対策室へ情報を一元化し、
その上で調査以外対策本部へ情報伝達する。

最後に11時に役場庁舎北側広場に職員全員で整列し、
町長の訓辞が行われる。
本日の訓練には全町で4800人余の町民が参加したという。