2011年01月17日
<阿久根市>市長選挙の結果について
下記、時事通信
*****************
西平氏「一緒につくろう」=竹原氏は「組合に負けた」-阿久根市長選
(2011/01/16-23:34)
「皆さん、一緒に阿久根をつくっていこう」。竹原信一前市長(51)との一騎打ちを制した新人の養鶏業、西平良将氏(37)は、喜びに沸く支援者らに力強く呼び掛けた。
テレビで当確が報じられると、午後9時ごろ、スローガンの「地を行く」と背中に印刷された赤いジャンパーを着た西平氏が事務所に登場。拍手で迎えた支援者一人ひとりに、真剣な顔で「ありがとう」と言いながら握手や抱擁で応えた。開票所にいたスタッフの到着を待ち、全員での万歳三唱となった。
今後の改革について「法律を守った上での対話、ここはぶれることなくやっていく」と断言。竹原前市長に対しては「われわれ市民に考える機会を与えてくれた」と謝意を表明し、「彼がやろうとしていた方向性は間違っていないと思う。問題はやり方だった」と指摘した。
一方、落選が確定した竹原氏は、支援者へのあいさつを終えた後に事務所前で会見を開き、「職員組合の人数とお金の力、そういったものに、住民の改革が及ばなかった」と時折笑顔も交えながら語った。今回の選挙を「竹原対職員組合」と断定。自身の政治手法が影響したか問われると、「報道が影響した」と述べ、当選した西平氏に対しては「(組合の言いなりになって)市民を突き放すことはやめてほしい」と要望した。
竹原氏と一緒に選挙運動を行ってきた市議の牟田学氏は「手応えはあったのに」と驚きを隠せず、別の男性支援者は「阿久根が10年元に戻る」と嘆いた。
竹原氏の専決、違法性ある=西平新阿久根市長が会見-鹿児島
時事通信 1月17日(月)16時52分配信
16日投開票の鹿児島県阿久根市の出直し市長選で初当選した西平良将市長(37)は17日、初登庁した。市長は初登庁後の記者会見で、竹原信一前市長(51)が職員のボーナス半減や議員報酬の日当制導入などを専決処分したことについて「違法性がある。それなりの対処をしないといけない」と述べた。
一方、竹原氏の政策で「議会の議決を経て市民に喜ばれている政策は継承したい」と述べるとともに、専決処分についても「精査して市民が望んでいることには配慮したい」と、一部を存続させることに含みを残した。
今後の市政運営に向けては「開かれた市政にして常に市民の利益を考えたい。良い意味で地方自治の見本となるような阿久根にしたい」と決意を語った。市長は、竹原氏の専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏(61)を同日付で解任した。
*****************
松下幸之助著の「人間を考える第2巻」、
「日本の伝統精神 日本と日本人について」というのがある。
その中で
その国の国民性を無視した国家の運営がなされたのでは、決してうまくいか
ない(P.18)
日本というのはどのような国なのか、日本の伝統とはいかなるものか、日本
人の国民性、日本精神とはどういうものか、そういったことを日本人自身で知
らなくてはならない(P.23)
とあり、
そして日本の伝統精神として3つあげ
<日本の伝統精神一>日本には、衆知を集めてものを考え、ことを決するという
伝統があります。(P.80)
<日本の伝統精神二> つねに主座を保つという姿、いいかえれば自分を失わない
で、自主性、主体性をもって教えをうけ入れ尊びつつ、これを生かしていくと
いうこと(P.100~101)
<日本の伝統精神三> 和を尊ぶ。外国との比較においてみるならば、二千年とい
う長い歴史を有する国としては、日本は戦争の経験を持つことが少なかった(P.
117)
とある。
地方自治といえども、
日本の伝統精神や国民性を無視した自治体運営をしようとすれば、
必ず無理が生じる。
竹原前市長は、この点において決定的に欠落していたと思われる。
*****************
西平氏「一緒につくろう」=竹原氏は「組合に負けた」-阿久根市長選
(2011/01/16-23:34)
「皆さん、一緒に阿久根をつくっていこう」。竹原信一前市長(51)との一騎打ちを制した新人の養鶏業、西平良将氏(37)は、喜びに沸く支援者らに力強く呼び掛けた。
テレビで当確が報じられると、午後9時ごろ、スローガンの「地を行く」と背中に印刷された赤いジャンパーを着た西平氏が事務所に登場。拍手で迎えた支援者一人ひとりに、真剣な顔で「ありがとう」と言いながら握手や抱擁で応えた。開票所にいたスタッフの到着を待ち、全員での万歳三唱となった。
今後の改革について「法律を守った上での対話、ここはぶれることなくやっていく」と断言。竹原前市長に対しては「われわれ市民に考える機会を与えてくれた」と謝意を表明し、「彼がやろうとしていた方向性は間違っていないと思う。問題はやり方だった」と指摘した。
一方、落選が確定した竹原氏は、支援者へのあいさつを終えた後に事務所前で会見を開き、「職員組合の人数とお金の力、そういったものに、住民の改革が及ばなかった」と時折笑顔も交えながら語った。今回の選挙を「竹原対職員組合」と断定。自身の政治手法が影響したか問われると、「報道が影響した」と述べ、当選した西平氏に対しては「(組合の言いなりになって)市民を突き放すことはやめてほしい」と要望した。
竹原氏と一緒に選挙運動を行ってきた市議の牟田学氏は「手応えはあったのに」と驚きを隠せず、別の男性支援者は「阿久根が10年元に戻る」と嘆いた。
竹原氏の専決、違法性ある=西平新阿久根市長が会見-鹿児島
時事通信 1月17日(月)16時52分配信
16日投開票の鹿児島県阿久根市の出直し市長選で初当選した西平良将市長(37)は17日、初登庁した。市長は初登庁後の記者会見で、竹原信一前市長(51)が職員のボーナス半減や議員報酬の日当制導入などを専決処分したことについて「違法性がある。それなりの対処をしないといけない」と述べた。
一方、竹原氏の政策で「議会の議決を経て市民に喜ばれている政策は継承したい」と述べるとともに、専決処分についても「精査して市民が望んでいることには配慮したい」と、一部を存続させることに含みを残した。
今後の市政運営に向けては「開かれた市政にして常に市民の利益を考えたい。良い意味で地方自治の見本となるような阿久根にしたい」と決意を語った。市長は、竹原氏の専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏(61)を同日付で解任した。
*****************
松下幸之助著の「人間を考える第2巻」、
「日本の伝統精神 日本と日本人について」というのがある。
その中で
その国の国民性を無視した国家の運営がなされたのでは、決してうまくいか
ない(P.18)
日本というのはどのような国なのか、日本の伝統とはいかなるものか、日本
人の国民性、日本精神とはどういうものか、そういったことを日本人自身で知
らなくてはならない(P.23)
とあり、
そして日本の伝統精神として3つあげ
<日本の伝統精神一>日本には、衆知を集めてものを考え、ことを決するという
伝統があります。(P.80)
<日本の伝統精神二> つねに主座を保つという姿、いいかえれば自分を失わない
で、自主性、主体性をもって教えをうけ入れ尊びつつ、これを生かしていくと
いうこと(P.100~101)
<日本の伝統精神三> 和を尊ぶ。外国との比較においてみるならば、二千年とい
う長い歴史を有する国としては、日本は戦争の経験を持つことが少なかった(P.
117)
とある。
地方自治といえども、
日本の伝統精神や国民性を無視した自治体運営をしようとすれば、
必ず無理が生じる。
竹原前市長は、この点において決定的に欠落していたと思われる。
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 17:46
│議会関連