2015年07月28日

<富山県舟橋村>「日本一面積の小さな自治体のまちづくり」と「図書館利用率全国1位」(1)

今日は、富山県舟橋村に政務活動の視察研修にくる。
参加者は、佐野俊光議長、渡辺和豊副議長、石垣雅雄議員、原喜久雄議員、秋山治美議員、大濱博史議員、桐原直紀議員。
<富山県舟橋村>「日本一面積の小さな自治体のまちづくり」と「図書館利用率全国1位」(1)
研修テーマは、
 ○まちづくり(都市計画)について
 ○図書館利用率の向上について
 ○村立保育所長の公募について
  
<研修テーマ内容>
「日本一面積の小さな自治体」
面積が3.47平方㎞、縦・横それぞれが、約2㎞。村中心部に位置する小中学校への通学距離は1㎞と非常にコンパクトな村。全国各地で小規模自治体の合併が進んだことにより、平成18年3月27日に日本で1番面積の小さな自治体となる。

昭和45年に決定された富山・高岡都市計画区域により舟橋村全域が市街化調整区域に指定され、新たな宅地化が認められず人口減少の歯止めがきかない状態だった。
昭和63年9月に市街化調整区域からはずれ、人口増を図るために平成に入ってから村営での宅地造成をきっかけに平成24年の3月には3000人を突破する。
国立社会保障・人口問題研究所の今後30年の人口推計では舟橋村は県内唯一の増加予測となっている。

「人口増加率全国2位」
立地環境の良さを活かし、平成元年から取り組んだ人口増対策が、功を奏し、平成4年の人口1,450人が、平成19年には2,900人を超え、平成17年度国勢調査では、人口増加率24.22%と全国第2位になる。また、村民の平均年齢が38.3歳と非常に若いのが特徴。

「図書館利用率全国1位」
富山地方鉄道舟橋駅と一体化した舟橋村立図書館は、平成10年のオープン以来、村民一人当たりの年間貸出冊数が40冊を超え、全国1位を続けている。
これは、図書館利用の利便性を考えて、駅南にパークアンドライド方式の200台余り収容できる駐車場を整備し、村内外の方々から好評を得ていることと、何よりも図書館職員のきめ細かいサービスが、利用者の増加につながっている。

「村立保育所長の一般公募」
平成24年度に退職する所長の後継として、保育士勤務経験が25年以上ある50歳以上65歳未満の人を一般公募した。所長以外の現職保育士は平均年齢が30代前半と若いための措置。
平成28年度からは、保育所の民営化を予定している。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 17:43 │視察・研修

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