2013年05月03日

<歩車分離式信号機>事故減に威力

下記、4月24日の静岡新聞

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歩車分離式信号機の整備進む 事故減に威力
静岡新聞 4月24日(水)14時47分配信

 横断歩行者と車両を分けて交差点を通行させる「歩車分離式信号機」が県内で増えている。交通事故減少などに一定の成果があり、繁華街や学校周辺で導入が進む。一方で、自転車が歩行者用信号に合わせて走行してしまうケースもあり、歩行者との事故を危惧する声も上がっている。
 県警によると、県内には3月末現在、181カ所の交差点に分離式信号機が設置されている。交通企画課が三島市や静岡市葵区、浜松市中区など市街地の15カ所で設置前後1年の事故状況を調査した結果、車と歩行者の事故は計8件から1件に減少していることが分かった。同課の担当者は「かなりの成果が表れ、威力を発揮している」と分析する。
 静岡市駿河区の西豊田小周辺には2012年度、4カ所に新設された。登校時は車の交通量が多く、以前は車による巻き込み事故の危険性が指摘されていた。
 同小の八木健祥PTA会長(54)は「設置後は子供や保護者から安心して渡れるようになったと聞く」と効果を実感する。
 一方で、自転車利用者の法令順守が課題となっている。道交法で自転車は、乗車しているときは軽車両の扱いのため、歩行者用信号機に合わせて渡るには、原則として自転車から降りなければならない。
 しかし、歩車分離式の交差点でも、歩行者用信号に合わせて横断歩道を通行してしまうケースが目立ち、歩行者とぶつかりそうになる場面も見られる。
 下校時に自転車で同市内の歩車分離式交差点を通る男子高校生(18)は「急いでいるときは乗ったまま渡ってしまいそうになる。気を付けないと」と自らを戒める。
 そもそも自転車で走れないことを認識していない人も少なくないという。
 静岡中央署の大村彦彰交通官は「自転車の交通ルールの周知に努める」とし、交通安全教室や交差点での街頭指導を進める考えだ。

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清水町もサントムーン柿田川の交差点が1月から歩車分離式信号機になった。
もともと特に事故が多い交差点というわけではないが、
今のところ事故はない。
<歩車分離式信号機>事故減に威力
歩車分離式になり、
なぜスクランブル交差点ではないのかとの問い合わせが町にあるが、
スウェンと献血ルームの対角線が長く、
お年寄りなどは斜め横断が時間的に難しいためだという。


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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 20:57 │交通安全

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