2012年10月09日
<経常収支比率>23年度悪化-普通会計35市町決算
下記、9月29日の静岡新聞
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2011年度、経常収支比率が悪化 実質収支は全て黒字-普通会計35市町決算
2012.09.29 静岡新聞 朝刊
県は28日、県内35市町の2011年度普通会計決算概要(速報値)をまとめた。財政の弾力性を示す経常収支比率は、社会保障関係に充てる扶助費増などで10年度比1・6ポイント増の83・8%となり、3年ぶりに悪化し、財政構造の硬直化が進んでいる状況となった。
35市町の歳入総額は1兆3963億円、歳出総額は1兆3455億円。実質収支は全ての市町で黒字だった。ただ、基金を積み立てる市町が増えた影響などで実質単年度収支は、10年度より10団体多い15市町が赤字となった。
歳入は地方税が収入率上昇やたばこ税の税率改定などで0・1%増の6238億円。震災復興特別交付税創設などを受け地方交付税が1173億円と5・4%伸びた。
歳出のうち、義務的経費では生活保護費などの増で扶助費が6・2%増の2279億円と目立つ。投資的経費は全体で6・0%減。普通建設事業費は津波避難施設整備などが増えた一方、土地区画整理や大規模補助事業などの減で8・5%減の2164億円。
県自治財政課は「社会保障関係費の増加が予想され、財政硬直化の進行が懸念される。税徴収体制強化や行財政改革徹底が一層必要になる」としている。
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清水町の経常収支比率は、80.1%で22年度より2.3%増。
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2011年度、経常収支比率が悪化 実質収支は全て黒字-普通会計35市町決算
2012.09.29 静岡新聞 朝刊
県は28日、県内35市町の2011年度普通会計決算概要(速報値)をまとめた。財政の弾力性を示す経常収支比率は、社会保障関係に充てる扶助費増などで10年度比1・6ポイント増の83・8%となり、3年ぶりに悪化し、財政構造の硬直化が進んでいる状況となった。
35市町の歳入総額は1兆3963億円、歳出総額は1兆3455億円。実質収支は全ての市町で黒字だった。ただ、基金を積み立てる市町が増えた影響などで実質単年度収支は、10年度より10団体多い15市町が赤字となった。
歳入は地方税が収入率上昇やたばこ税の税率改定などで0・1%増の6238億円。震災復興特別交付税創設などを受け地方交付税が1173億円と5・4%伸びた。
歳出のうち、義務的経費では生活保護費などの増で扶助費が6・2%増の2279億円と目立つ。投資的経費は全体で6・0%減。普通建設事業費は津波避難施設整備などが増えた一方、土地区画整理や大規模補助事業などの減で8・5%減の2164億円。
県自治財政課は「社会保障関係費の増加が予想され、財政硬直化の進行が懸念される。税徴収体制強化や行財政改革徹底が一層必要になる」としている。
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清水町の経常収支比率は、80.1%で22年度より2.3%増。
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 11:58
│財政