2021年09月18日
裾野市自主運行バス「すそのーる」 年度末廃止へ 低収支率続き
下記、5日の静岡新聞
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裾野市自主運行バス「すそのーる」 年度末廃止へ 低収支率続き
9/5(日) 9:26配信 静岡新聞
裾野市が、公共交通の空白地と鉄道駅を結ぶ自主運行バス「すそのーる」を2022年3月末で廃止する方向で調整を進めている。収支率の低い状態が続いているため。8月下旬に4回にわたって住民説明会を開き、市民に理解を求めた。
すそのーるは08年度の運行開始当初から利用が低調に推移。市は18年度に策定した計画で運行継続の基準を「収支率20%以上」と設定したが、以降も基準を下回り続け、今年4~6月は12・01%にとどまった。運行事業者に委託料として支払う経費と収入の差額は年間3千万円前後と、需要に対して財政負担が大きいため、廃止に向けた手続きに踏み切った。
9月下旬の市地域公共交通活性化協議会で了承を得られれば、県に廃止を申し出る。県生活交通確保対策協議会が承認すれば、本年度末での運行終了が正式決定する。
31日に市役所で開いた説明会では、参加者から「交通弱者の増加につながるのでは」「廃止ではなく、路線の見直しを」と存続を求める声が上がった。市みらい政策課は、高齢者の通院や買い物などに対応する代替の交通手段を打ち出す考えを示した。
すそのーるは現在、JR御殿場線の裾野、岩波、長泉なめり各駅につながる3路線で運行している。
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清水町の循環バス運行委託事業は、
昨年度、新型コロナウイルス感染症の影響により大幅な利用者数減の補填分を含め、
24,205,600円だった。
下記、元年度と2年度の比較
<令和元年度>
年間利用者数 42,768人
1日あたりの利用者数 123.6人/日
一便あたりの利用者数 9.08人/日
<令和2年度>
年間利用者数 33,563人
1日あたりの利用者数 97.1人/日
一便あたりの利用者数 7.11人/日
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裾野市自主運行バス「すそのーる」 年度末廃止へ 低収支率続き
9/5(日) 9:26配信 静岡新聞
裾野市が、公共交通の空白地と鉄道駅を結ぶ自主運行バス「すそのーる」を2022年3月末で廃止する方向で調整を進めている。収支率の低い状態が続いているため。8月下旬に4回にわたって住民説明会を開き、市民に理解を求めた。
すそのーるは08年度の運行開始当初から利用が低調に推移。市は18年度に策定した計画で運行継続の基準を「収支率20%以上」と設定したが、以降も基準を下回り続け、今年4~6月は12・01%にとどまった。運行事業者に委託料として支払う経費と収入の差額は年間3千万円前後と、需要に対して財政負担が大きいため、廃止に向けた手続きに踏み切った。
9月下旬の市地域公共交通活性化協議会で了承を得られれば、県に廃止を申し出る。県生活交通確保対策協議会が承認すれば、本年度末での運行終了が正式決定する。
31日に市役所で開いた説明会では、参加者から「交通弱者の増加につながるのでは」「廃止ではなく、路線の見直しを」と存続を求める声が上がった。市みらい政策課は、高齢者の通院や買い物などに対応する代替の交通手段を打ち出す考えを示した。
すそのーるは現在、JR御殿場線の裾野、岩波、長泉なめり各駅につながる3路線で運行している。
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清水町の循環バス運行委託事業は、
昨年度、新型コロナウイルス感染症の影響により大幅な利用者数減の補填分を含め、
24,205,600円だった。
下記、元年度と2年度の比較
<令和元年度>
年間利用者数 42,768人
1日あたりの利用者数 123.6人/日
一便あたりの利用者数 9.08人/日
<令和2年度>
年間利用者数 33,563人
1日あたりの利用者数 97.1人/日
一便あたりの利用者数 7.11人/日
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 17:17
│交通安全