2020年02月12日

<鹿児島県湧水町>湧水の利活用について

今日は、政務活動の視察研修で鹿児島県湧水町に来た。
<鹿児島県湧水町>湧水の利活用について
湧水町は、鹿児島県の中央北端に位置し、総面積は144.29平方キロメートル、北から東にかけて宮崎県えびの市、南は霧島市横川町、西は伊佐市及び薩摩郡さつま町、東は霧島市牧園町と接している。
地勢は、東の霧島連山と北西の九州山脈矢岳支脈の両山系に挟まれ、東に霧島山系に属する栗野岳(標高1,102m)、南西に国見岳(標高648m)を擁する、火山灰土壌(シラス)に覆われた盆地状の地形となっている。

また、湧水町の中央部を熊本県白髪岳に源を発する九州第二の河川、川内川が貫流しており、その流域は肥沃な耕地が拓け、水田地帯を形成しているほか、年中途絶えることなく冷水が湧き出でる竹中池や丸池があり、水道の水源や水田灌漑用水として利用されている。

人口9,229人(令和元年10月1日)


<丸池湧水>(日本名水百選)
丸池湧水は昭和60年に「日本名水百選」に選定され、日量約6万トンの水量をほこる湧水池で栗野地域のほぼ全体の生活水として活用されている。
この湧水は,栗野岳標高600m付近に降った雨が地中を流れ、約35年の歳月をかけ湧水している。
春には,周辺に桜が咲き誇り,初夏には,蛍も見ることができる。
また,9月初旬には,この丸池湧水の恩恵に感謝する「名水丸池感謝の夕べ」が行われ、丸池内,周辺に約1,000本の竹灯篭を浮かべ、幻想的な姿に変身する。

<鹿児島県湧水町>湧水の利活用について
<竹中池>(疏水百選)
日量9万3千トンの水量をほこる竹中池湧水は,霧島の新湯と成分が近いことから、その起源が霧島山系にあるとされている。
霧島山系標高1,000m付近に降った雨が地中を通り約50年の歳月をへて湧水している。
竹中池を源とする疏水は,農用地へ流れる水路などのことをいい、これまで農家を中心とする地域の共同作業により守られてきた。
平成17年度に疏水百選に選ばれ、この「筒羽野の疏水」は現在も農地に水を供給するだけでなく、地域住民の憩いの場になっている。
夏場には,この豊富な湧水を活用したソーメン流しやプールに訪れる観光客で賑わう。
またこの周辺には,蛍が多いことで有名。

(つづく)




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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 20:59 │視察・研修

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