2017年01月11日

<交通事故死>高齢者6割 16年の静岡県内、全国ワースト4位

下記、12月15日と28日の静岡新聞

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交通事故死、高齢者6割 16年の静岡県内、全国ワースト4位
静岡新聞(2016/12/15 18:00)


 今年の静岡県内の交通事故死者のうち6割強を65歳以上の高齢者が占め、割合が過去最高となっていることが15日までの県警への取材で分かった。都道府県別の高齢者の死者数はワースト4位で、全世代のワースト10位に比べ深刻さが際立つ。高齢者が被害者となるケースだけでなく、高齢ドライバーに起因する死亡事故も後を絶たず、対策は急務だ。
 県警交通企画課によると、今年の事故死者数(今月12日時点)は126人と過去最少ペースで推移している。このうち高齢者は77人。全体の61%を占め、10年前の46%から大幅に増えた。
 全体の死者数に占める高齢者の割合が高まっている背景には、高齢化の進展がある。死亡した77人の高齢者のうち「自動車運転中」は17人で、前年に比べ6人増えた。全国で高齢ドライバーによる悲惨な事故が相次ぐ中、行政や警察などの関係機関は事故防止に向けた啓発、指導を強化している。
 高齢ドライバーの安全対策について千葉大の鈴木春男名誉教授(交通社会学)は「運転免許を一律に返納させろという乱暴な議論もあるが、車がなければ生活できない地域も多い」と地方の声を代弁し、「(認知機能の低下などを)チェックする機会を増やすことが大切だ」と強調する。

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高齢者死亡事故 静岡県内で相次ぐ
静岡新聞 12/28(水) 8:00配信

 静岡県内で高齢者の死亡事故が相次いでいる。県警の27日のまとめでは、年末の交通安全県民運動が始まった15日から26日までの12日間で死亡した6人のうち、5人が高齢者だった。高齢者の割合は2010年以降で最も高く、県警が警戒を強めている。

 県警交通企画課によると、高齢者の死亡事故の内訳は「歩行者」が4人、「自転車」が1人だった。沼津市では74歳の女性の乗用車にはねられ、67歳の女性が亡くなった。死者のうち3人は80歳以上だった。

 死者は過去10年で最多だった15年の県民運動期間中(17日間)の13人を下回るペースだが、県警の担当者は「例年、12月は死者数が増えるため予断を許さない」と話している。

 県民運動は31日まで。「高齢者と子供の交通事故防止」などを重点に掲げ、歩行者には自発光式反射材の着用を、運転者には早めのライト点灯を求めている。

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5日の日記にも書いたが、
清水町は、平成27年2月28日に交通死亡事故があって以来、
死亡事故が起きていない。

今年、11月25日まで交通事故死者がないと1000日を達成する。

人身事故は、昨年12月20日までで336件で28件増。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 18:58 │交通安全

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