2013年04月13日
<自治体防犯灯LED化>新年度から補助拡充―浜松市
下記、1月29日の静岡新聞
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浜松市、新年度から補助拡充-自治会防犯灯LED化へ 環境保全、コスト減狙う
2013.01.29 静岡新聞 夕刊
浜松市は市内約6万3千基の自治会所有の防犯灯について、2013年度から本格的にLED(発光ダイオード)化を推進する方針を固めた。市内の自治会は毎年、計約千基の防犯灯を新設・更新しているが、LEDは半分ほどにとどまっているため、補助を拡充して普及を促す。
市は既に、商店街の防犯灯や市有施設の電灯のLED化を進めている。13年度はこの取り組みを数が多い自治会所有の防犯灯にも広げ、環境保全を加速。市が負担する電気代など維持・管理を含めたトータルコスト削減にもつなげる。
LEDは蛍光灯に比べ電気料金を大幅に削減でき、寿命も5倍程度長いとされる。このため、市は補助を拡充しても中長期的には電気代などを含むコストが軽減できるとみている。
拡充の幅などは来年度当初予算案の編成に向け、最終的な詰めの作業を行っている。
11年度に市内の自治会が市の補助を受けて設置した防犯灯は1030基。このうち、LEDを採用したのは459基と半分以下だった。
◇……………………◇
■「費用増額」で二の足
自治会の防犯灯に対する浜松市の現行補助制度では、LED化に伴う費用の増額分と補助額の差が大きく、自治会の負担となっていることが、伸び悩みの背景にあった。
防犯灯の新設・更新に対しては、1基3万6千~1万4400円の基本補助に加え、LEDを選択した場合は6千円が加算される仕組みになっている。
しかし、蛍光灯の器具が一般的に1基5~6千円で購入可能なのに対し、LEDは1万8千円前後と1万円以上高いのが実情という。このため、LED導入に二の足を踏む自治会も多いという。
市が2011年度に支出した自治会の防犯灯関連費用は約2億5千万円。内訳は新設・更新や補修への補助が6300万円なのに対し、電気料金は4分の3近い1億8700万円を占め、圧縮が課題となっていた。
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昨年の12月の議会で防犯灯のLED照明について取り上げ、
当町でも積極的にLED照明の普及に取り組んでいる。
町内の防犯灯の設置数は、昨年9月末現在で2,502灯となっており、うち145灯がLED型の防犯灯。
防犯灯の設置費用に対する各区への助成は、
40ワット以下の防犯灯については3万円、
40ワットを超える防犯灯及び40ワット以下でもLED型防犯灯は
3万9千円をそれぞれ1灯当たりの限度額としている。
LED型の照明にした場合、ほぼこの金額で設置できる。
また、防犯灯に係る電気料は、
消費電力に応じて、20ワット以下は1,000円、
40ワット以下は1,500円、
60ワット以下は 2,000円、
60ワットを超えるものは3,000円を
1灯当たりの年額として助成している。
電気料については、3分の2くらいを助成金で賄える。
現在LED型も含め20ワット以下が165灯、
40ワット以下が1,098灯、
60ワット以下が775灯、
60ワットを超えるものは464灯である。
補助金の合計額は年間475万4千円。
LED型防犯灯は、いくつかのタイプがあるが、
仮に現在主流の20ワット以下の消費電力のものに、
全ての防犯灯が代わると、
補助金の合計額は250万2千円となり、
225万2千円が削減される。
蛍光灯タイプの防犯灯の寿命が2年半~3年。
LED化することによって5~6倍の長寿命化になる。
蛍光管の取り換えは、各区の負担で1,800円~8,000円の幅があり、
町の補助はないので、
LED化していけば、こうしたコストも大幅に削減できる。
防犯灯のLED化は、町の補助金・助成金が大きく削減でき、
各区にとってもメリットは大きい。
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浜松市、新年度から補助拡充-自治会防犯灯LED化へ 環境保全、コスト減狙う
2013.01.29 静岡新聞 夕刊
浜松市は市内約6万3千基の自治会所有の防犯灯について、2013年度から本格的にLED(発光ダイオード)化を推進する方針を固めた。市内の自治会は毎年、計約千基の防犯灯を新設・更新しているが、LEDは半分ほどにとどまっているため、補助を拡充して普及を促す。
市は既に、商店街の防犯灯や市有施設の電灯のLED化を進めている。13年度はこの取り組みを数が多い自治会所有の防犯灯にも広げ、環境保全を加速。市が負担する電気代など維持・管理を含めたトータルコスト削減にもつなげる。
LEDは蛍光灯に比べ電気料金を大幅に削減でき、寿命も5倍程度長いとされる。このため、市は補助を拡充しても中長期的には電気代などを含むコストが軽減できるとみている。
拡充の幅などは来年度当初予算案の編成に向け、最終的な詰めの作業を行っている。
11年度に市内の自治会が市の補助を受けて設置した防犯灯は1030基。このうち、LEDを採用したのは459基と半分以下だった。
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■「費用増額」で二の足
自治会の防犯灯に対する浜松市の現行補助制度では、LED化に伴う費用の増額分と補助額の差が大きく、自治会の負担となっていることが、伸び悩みの背景にあった。
防犯灯の新設・更新に対しては、1基3万6千~1万4400円の基本補助に加え、LEDを選択した場合は6千円が加算される仕組みになっている。
しかし、蛍光灯の器具が一般的に1基5~6千円で購入可能なのに対し、LEDは1万8千円前後と1万円以上高いのが実情という。このため、LED導入に二の足を踏む自治会も多いという。
市が2011年度に支出した自治会の防犯灯関連費用は約2億5千万円。内訳は新設・更新や補修への補助が6300万円なのに対し、電気料金は4分の3近い1億8700万円を占め、圧縮が課題となっていた。
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昨年の12月の議会で防犯灯のLED照明について取り上げ、
当町でも積極的にLED照明の普及に取り組んでいる。
町内の防犯灯の設置数は、昨年9月末現在で2,502灯となっており、うち145灯がLED型の防犯灯。
防犯灯の設置費用に対する各区への助成は、
40ワット以下の防犯灯については3万円、
40ワットを超える防犯灯及び40ワット以下でもLED型防犯灯は
3万9千円をそれぞれ1灯当たりの限度額としている。
LED型の照明にした場合、ほぼこの金額で設置できる。
また、防犯灯に係る電気料は、
消費電力に応じて、20ワット以下は1,000円、
40ワット以下は1,500円、
60ワット以下は 2,000円、
60ワットを超えるものは3,000円を
1灯当たりの年額として助成している。
電気料については、3分の2くらいを助成金で賄える。
現在LED型も含め20ワット以下が165灯、
40ワット以下が1,098灯、
60ワット以下が775灯、
60ワットを超えるものは464灯である。
補助金の合計額は年間475万4千円。
LED型防犯灯は、いくつかのタイプがあるが、
仮に現在主流の20ワット以下の消費電力のものに、
全ての防犯灯が代わると、
補助金の合計額は250万2千円となり、
225万2千円が削減される。
蛍光灯タイプの防犯灯の寿命が2年半~3年。
LED化することによって5~6倍の長寿命化になる。
蛍光管の取り換えは、各区の負担で1,800円~8,000円の幅があり、
町の補助はないので、
LED化していけば、こうしたコストも大幅に削減できる。
防犯灯のLED化は、町の補助金・助成金が大きく削減でき、
各区にとってもメリットは大きい。