2019年01月16日

御殿場市教委「デジタル博物館」公開 文化財や歴史を紹介

下記、9日の静岡新聞

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御殿場市教委「デジタル博物館」公開 文化財や歴史を紹介
1/9(水) 8:23配信 静岡新聞

 御殿場市教育委員会は、市内にある文化財や市の歴史を紹介するデジタルミュージアム「御殿場資料館」を、市ホームページ内に設けている。市内には公設博物館がなく、市民が文化財を目にする機会は限られていた。学芸員の勝俣竜哉さんは「さまざまな年代の人に、御殿場は歴史ある土地と知り、地域に関心を持つきっかけにしてほしい」と話している。

 1922年に小山町須走地区で発見された国重要文化財「手焙形(あぶりがた)土器」など文化財10件、江戸時代の人々の暮らしぶりが分かる古文書「御殿場旧古記」など収蔵品10点を写真と文章で紹介している。

 富士山御殿場口登山道を開いた伴野佐吉ら市ゆかりの偉人5人、御殿場の地名の由来も取り上げている。今後、さらに内容を充実させる。

 同市周辺は平安時代に伊勢神宮の荘園だったことから「御厨(みくりや)」と呼ばれ、江戸時代には徳川家康が江戸と駿府を往来する際に用いる御殿を建てたとされる。こうした歴史を伝える機会は、有期の展示会や市民向け講座などに限られていた。

 博物館開設は市文化財審議会で長年の懸案事項とされ、市民からの要望もある。市立図書館建て替えに伴い博物館を含む複合施設にする方向で検討しているが、まずはデジタルミュージアム開設を模索。2017年度から準備を進め、18年9月ごろ正式に公開した。

 同資料館で紹介している土器や古文書の一部を展示する「実物をみてみませんか展」を1月30日までの平日、市役所本庁舎1階で開いている。問い合わせは社会教育課<電0550(82)0339>へ。

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清水町HPのには「清水町の文化財・史跡」のページがあるが、
「郷土資料室」と「町史・文化財誌のご案内」とあり、
紹介程度ある。
http://www.town.shimizu.shizuoka.jp/koryu/category10017852.html



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 19:46 │郷土史

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