2014年12月25日
臼井国際産業(株)高圧管工場における土壌汚染について
本日の静岡新聞にも掲載れていたが、
昨日、全員協議会が開催され、
「臼井国際産業(株)高圧管工場における土壌汚染について」
担当課より説明があったので、下記、資料掲載。
半径250m範囲の飲用井戸(法人1、個人1)等の水質を確認したことろ、
全地点で地下水基準以下を確認した。
*****************
平成26年8月、事業者から清水町長沢において有害物質である「ふっ素及びその化合物(以下、ふっ素)」が使用施設から漏えいしたと町および静岡県に報告があった。これを受け、土壌汚染の規制官庁である県は、事業所に漏えい個所付近の土壌、周辺地下水の水質を確認するよう指導した。
事業所の調査で、漏えいしたふっ素による土壌汚染が事業所外まで広がっている恐れがあることが確認されたため、県は周辺地下水の水質を調査し、12月上旬にその影響がないことを確認した。
引き続き県では、事業所外に広がったふっ素による土壌汚染の詳細な状況確認、その後の浄化措置等について指導している。
1 漏えい場所及び施設
清水町長沢131-2(臼井国際産業(株)高圧管工場。以下、「事業場」)に設置されている水質汚濁防止法の特定施設(酸またはアルカリによる表面処理施設)
2 漏えい判明の契機
平成26年7月18日、事業場北側町道の水道管破損の復旧工事中、事業所が土壌調査を行いふっ素の基準超過が判明。その後の調査で事業所外へ広がりのおそれを確認。
3 漏えいの原因
事業者の調査の結果、漏えいした施設から排水が排出され排水処理施設につながる排水側溝の亀裂部分から漏えい。
4 事業者の対応
【応急措置】漏えいが疑われる施設の稼働(特定有害物質使用)を停止。漏えい原因の確認。
【恒久措置】漏えいした施設の排水経路を地上化し、目視確認可能な設備とした。
5 汚染の状況
(1)事業者調査
1)県の指導に基づき、漏えい箇所の土壌及び地下水の調査を実施。その結果、土壌汚染対策法の土壌溶出量基準超過及び地下水基準超過を確認した。
2)漏えい箇所から半径250m範囲の飲用井戸(法人1、個人1)等の水質を確認したことろ、全地点で地下水基準以下を確認した。
(2)県調査
県は漏えい個所から半径250m範囲の飲用井戸の有無を確認後、飲用指導を行うとともに、飲用井戸等の水質を確認した。その結果、全地点で地下水基準以下を確認した。
6 今後の対応
現在実施中の調査結果に基づき、事業所が汚染土壌の措置(掘削除去等)を行う予定。
なお、県では飲用井戸等の水質に影響がなかったことから、周辺住民の健康影響はないと考えている。
昨日、全員協議会が開催され、
「臼井国際産業(株)高圧管工場における土壌汚染について」
担当課より説明があったので、下記、資料掲載。
半径250m範囲の飲用井戸(法人1、個人1)等の水質を確認したことろ、
全地点で地下水基準以下を確認した。
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平成26年8月、事業者から清水町長沢において有害物質である「ふっ素及びその化合物(以下、ふっ素)」が使用施設から漏えいしたと町および静岡県に報告があった。これを受け、土壌汚染の規制官庁である県は、事業所に漏えい個所付近の土壌、周辺地下水の水質を確認するよう指導した。
事業所の調査で、漏えいしたふっ素による土壌汚染が事業所外まで広がっている恐れがあることが確認されたため、県は周辺地下水の水質を調査し、12月上旬にその影響がないことを確認した。
引き続き県では、事業所外に広がったふっ素による土壌汚染の詳細な状況確認、その後の浄化措置等について指導している。
1 漏えい場所及び施設
清水町長沢131-2(臼井国際産業(株)高圧管工場。以下、「事業場」)に設置されている水質汚濁防止法の特定施設(酸またはアルカリによる表面処理施設)
2 漏えい判明の契機
平成26年7月18日、事業場北側町道の水道管破損の復旧工事中、事業所が土壌調査を行いふっ素の基準超過が判明。その後の調査で事業所外へ広がりのおそれを確認。
3 漏えいの原因
事業者の調査の結果、漏えいした施設から排水が排出され排水処理施設につながる排水側溝の亀裂部分から漏えい。
4 事業者の対応
【応急措置】漏えいが疑われる施設の稼働(特定有害物質使用)を停止。漏えい原因の確認。
【恒久措置】漏えいした施設の排水経路を地上化し、目視確認可能な設備とした。
5 汚染の状況
(1)事業者調査
1)県の指導に基づき、漏えい箇所の土壌及び地下水の調査を実施。その結果、土壌汚染対策法の土壌溶出量基準超過及び地下水基準超過を確認した。
2)漏えい箇所から半径250m範囲の飲用井戸(法人1、個人1)等の水質を確認したことろ、全地点で地下水基準以下を確認した。
(2)県調査
県は漏えい個所から半径250m範囲の飲用井戸の有無を確認後、飲用指導を行うとともに、飲用井戸等の水質を確認した。その結果、全地点で地下水基準以下を確認した。
6 今後の対応
現在実施中の調査結果に基づき、事業所が汚染土壌の措置(掘削除去等)を行う予定。
なお、県では飲用井戸等の水質に影響がなかったことから、周辺住民の健康影響はないと考えている。
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 14:36
│環境問題