2011年09月23日

<財政健全化4指標>県と全市町、基準内

下記、静岡新聞

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県と全市町、基準内 10年度の財政健全化4指標
(9/22 08:40)

  県は21日、政令市を除く県内市町と県の2010年度決算に基づく健全化判断比率(財政状況を示す4指標)の速報値を発表した。いずれの指標も財政の“黄信号”を示す早期健全化基準を超えた自治体はなかった。
 一般会計で充てる地方債償還(借金の返済)など、市町の実質的な借金依存度を表す実質公債費比率が最も高かったのは、前年度に続き牧之原市で19・2%、次いで菊川市の17・8%だった。両市とも早期健全化基準の25%を下回ったが、牧之原市は地方債発行に県の許可が必要となる18%を超えた。
 市町の一般会計で将来賄う実質的な負債割合を表す将来負担比率は、最も高い湖西市でも128・2%と、早期健全化基準350%を下回った。御前崎市、長泉町、川根本町は、財源の見込額が将来負担額を上回るため「数値なし」だった。
 一般会計の赤字割合を表す実質赤字比率、公営企業会計の資金状況を含む連結実質赤字比率については、全市町が黒字のため、「数値なし」。
 4指標と別に公営企業の赤字を表す資金不足比率は県内128会計中、2会計が赤字を示した。沼津市と掛川市の病院事業会計で、比率はそれぞれ4%、10・6%。経営健全化基準の20%を上回った会計はなかった。経営健全化計画を策定して改善に努めてきた熱海市の水道、温泉両事業会計は資金不足を解消した。
 県の4指標は、実質公債費比率が前年度より1・2ポイント悪化して14・3%、将来負担比率は10・8ポイント改善の251・8%で、いずれも早期健全化基準の25%、400%を下回った。実質赤字比率と連結実質赤字比率は「数値なし」だった。
 また、政令市がこれまでに公表した数値は、実質公債費比率が静岡市12・7%、浜松市12・2%。将来負担比率は静岡市109・9%、浜松市64・5%。実質赤字比率、連結実質赤字比率は「数値なし」となっている。

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清水町の数字は、

○実質赤字比率 赤字なし(14.44) 以下、カッコ内の比率は清水町に適用される早期健全化基準
○連結赤字比率 赤字なし(19.44)
○実質公債費比率 7.5(25.0)
○将来負担比率 3.3(350.0)
○資金不足比率 公共下水道特別会計 赤字なし(20.0)カッコ内の比率は清水町に適用される経営健全化基準

実質公債費比率は、県内で比較すると4番目に低い。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 06:00 │財政

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