2011年02月01日

<事業仕分け>沼津市、仕分けで1億円余削減

下記、静岡新聞

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沼津市、仕分けで1億円余削減 医療費助成では増額も
02/01 14:37  静岡新聞

 沼津市は、昨年初めて実施した事業仕分けの結果を新年度当初予算に反映させ、1日、削減額を発表した。「不要」「要改善」の判断を受けた事業の廃止や縮小により1億1480万円を削減。予算編成時に統廃合した事業費分も合わせると、計約3億円を削減した。
 「不要」と判定された少年の船事業(1390万円)は2011年度、ぬまづ産業振興プラザ運営事業(2664万円)は2012年度にそれぞれ廃止する。はり・灸・マッサージ治療費助成事業(1300万円)は規模を縮小した。シルバー人材センター育成事業(1360万円)は高齢者の就労支援対策としての重要性を考慮し、経営改善を促しながら、当分の間は支援を続ける。
 「要改善」のうち2事業は所管課を統一するなどして廃止したほか、唯一「民間委託」の判定を受けたナティ駐車場管理運営事務(3793万円)は12年度中の民営化を目指す。
 一方、指摘を受けて増額した事業もあった。子ども医療費助成事業は通院医療費助成の対象枠を中学生まで拡大するため3億4600万円から3億9800万円に、企業立地促進事業も対象枠を拡大するため、1億660万円から1億8360万円に増額した。
 仕分けは昨年8月末、無作為抽出した市民が判定人を務める方式で44事業を対象に行い、6事業が不要、35事業が要改善(縮小または拡充)、1事業が民間委託、2事業が現状維持となった。削減分は2億8065万円で、拡充分1億6585万円を差し引いた1億1480万円を、削減効果として公表した。

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事業仕分けが一般市民と担当する職員の間で行われ、
当事者が置き去りにされているとの話も聞く。

本来であるならば、
議員が責任を持って市民との間に立ち、
中長期的なビジョンで
事業の優先順位を考え、
予算に生かしていくべきだと私は考える。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 18:51 │財政

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