＜学童保育＞待機児童、静岡県803人 全国5位 浜松市は政令市最多

下記、1月14日の静岡新聞

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待機児童、静岡県803人　全国5位　浜松市は政令市最多
1/14(金) 7:23配信　静岡新聞


　静岡県は13日までに、共働きやひとり親家庭の小学生を預かる放課後児童クラブ（学童保育）の2021年度の実施状況をまとめた。学童保育の利用を希望したにもかかわらず、登録できなかった県内の「待機児童」は21年5月1日時点で803人と、都道府県で5番目に多かった。このうち浜松市の待機児童は343人で、全国の政令市で最多だった。

　803人の学年別の内訳は1、2年生が計127人、3、4年生計568人、5、6年生計108人。低学年を優先的に受け入れる市町が多く、高学年は留守番が可能と考える家庭もあることなどから、中学年が多くなる傾向があるという。

　県によると、市町別では浜松市に次いで島田市が100人、磐田市88人、藤枝市68人と続いた。政令市の静岡市は13人だった。

　県や各自治体はクラブの増設や既存施設の改修による定員増加を進め、待機児童の解消を急ぐ。19年度に700カ所だったクラブは20年度に713カ所、21年度は739カ所に増えた。ただ、クラブ利用希望者数の増加に追い付いていないのが現状だ。

　厚生労働省がまとめた全国の都道府県の状況を見ても、人口と待機児童の数は比例していない。県こども未来課の担当者は「待機児童が少ない自治体の事例などを研究し、解消に努めたい」と話した。

　県内の近年の推移をみると、21年度と同様に新型コロナウイルス下にあった20年度は722人（20年7月1日時点）。千人を超えていた新型コロナ感染拡大前の水準と比較すると、減少傾向がうかがえる。定員増を図っていることに加え、新型コロナの影響で自宅にいる保護者が増え、利用が減ったことが背景にあるとみられる。

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清水町の放課後児童教室（学童保育）は、
昨年4月は、清水小学校（定員100人）と西小学校（定員100人）は、
待機児童が発生しなかったが、
南小学校（定員140人）が4人待機児童が発生した。
その後、利用者が減るなどして解消されている。

次年度4月からの希望状況は、今のところ定員内で収まっている。