2019年08月19日

<魅力的な市町>静岡県内1位は長泉 AIが解析“お墨付き” 持続可能性1位は吉田

下記、16日の静岡新聞

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魅力的な市町、静岡県内1位は長泉 AIが解析“お墨付き” 持続可能性1位は吉田
8/16(金) 7:38配信 静岡新聞

 人工知能(AI)が選んだ魅力ある自治体は-。地域シンクタンクの中部圏社会経済研究所(名古屋市)がさまざまな統計データをAIで解析し、全国の自治体の魅力度の指標をはじき出した。静岡県内1位は長泉町で、同研究所の担当者は要因を「福祉や子育てサービスの充実」と説明。一般に定着している「子育てしやすい町」との同町の評価が、AIからも“お墨付き”を得た格好だ。

 117種類の統計データから、AIが人を引きつける魅力を測るものとして生活基盤▽教育▽コミュニティー▽住民・福祉▽女性活躍の5分野17データを選択。ウエート付けをして点数を算出した。

 長泉町は生活基盤分野の1人当たり課税対象所得といったデータに基づく点数も高く、バランスの良さが光った。2~4位も東部の市町で、利便性が主に評価された。5位浜松と6位静岡の両政令市は一世帯当たり年収は上位だが、コミュニティー分野のデータに弱さが見られた。

 自治体の魅力度に関しては、これまでにも「住みやすさランキング」や「幸福度ランキング」があったが、同研究所の担当者は「根拠となっているデータの採用基準などが不透明だった」と指摘。AIを使うことで主観を排除し、客観的な判定ができたとしている。

 同研究所は併せて、自治体の持続可能性の指標も開発。地域住民全体のどれだけが社会、経済運営に参画して支えているかを表したもので、県内は1位が吉田町、2位袋井市、3位菊川市だった。上位市町は高齢となった後も農業などの産業に従事し、生涯現役に近い生活を送れる環境が共通している。

 担当者は二つの指標を総合し、「自治体は今後、それぞれの魅力に合致した価値観を持つ人を呼び込み、一人でも多く地域経済の循環に参画できるような政策展開が重要になる」と話している。

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地域力フロー指標
県下順位 全国順位
1 138 長泉町 63.52
2 178 清水町 61.38
3 270 三島市 58.42
4 303 裾野市 57.70
5 315 浜松市 57.44

内容を見ると清水町は、生活基盤が全国で130位と県下で一番高くなっている。

生活基盤の内訳は
・納税者一人当たりの課税対象所得
・(2人以上世帯)1世帯当たりの年収・
・事業所新設率
・可住地面積1haあたり他に分類されない飲食料品小売業の事業所数
・一人当たり労働費(市区町村財政)5年変化

となっている。

逆に低いのはコミュニティで全国順位1357位でその内訳は
・未婚率5年変化
・自殺率
・一人当たりの建物出火件数

となっている。

〇中部圏社会経済研究所地域力指標
http://criser.jp/bunnseki/shihyo-c9.html


タグ :清水町AI

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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 22:41 │財政

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