2019年07月02日

<埼玉県寄居町>「議会広報の編集の取り組みについて」「議会活性化の取り組みについて」

今日は、駿東郡町議会議長会視察研修で埼玉県寄居町に来た。
<埼玉県寄居町>「議会広報の編集の取り組みについて」「議会活性化の取り組みについて」
寄居町は、埼玉県の北西部、都心から70km圏に位置し、荒川の清流が秩父の山間から関東平野に流れ出す扇状地の要に発達した、山美しく水清らかな町。
面積は、64.25平方km。
自然環境が豊かで、県立長瀞玉淀自然公園に指定されている。
昭和55年に開設された関越自動車道花園インターチェンジを玄関口に、国道140号と254号、JR八高線・東武東上線・秩父鉄道線が結接する交通の要衝地。

人口は平成31年4月1日現在で33,573人。

峰岸議長は、あいさつで、全国町村議会議長会広報コンクールで
平成29・30年度(第32・33回)入選 最優秀賞(第1位)受賞し、
年間3~40件の視察がある。

「読まれない議会だよりは出す意味なし。」
として広報改革で議会活性化に取り組んでいる。

<特徴>
・統一テーマを定めた表紙シリーズなど、多くの住民に登場いただいている。
 4年間で375人 議員が町へ出てアンケート用紙を配って対面で取材。
・読みやすく、新たな切り口で議会や審議内容を伝える特集企画
・次ページの記事紹介や用語解説(一口メモ)など親しまれる工夫
・議員個人の議案に対する賛否結果の公表


<編集方針>

★基本姿勢
 日本一クオリティの高い議会だよりを目指し編集する。
 議員が取材 ①名前 ②顔写真 ③コメント掲載  92号まで375人

★町民参加
 多くの町民登場を心掛け、予算・決算・重要案件には、必ず議会と町民それぞれの視点を掲載する。

★政策スタイル
 年間の議会の流れと政策サイクルを意識した編集を心掛ける。また、それをわかりやすく町民に伝える。

★優先順位
 審議結果だけではなく、審議経過を伝え、町民の関心が高いと思われる議案等に優先順位をつけ掲載する。

★言葉で伝える
 ・常に読み手を第一に考え、記事は簡潔な表現とし、文体は統一する。
 ・読みやすい紙面とするため、行政用語、議会用語は言い換えるか、解説をつける。
 ・議案内容及び審議結果がわかるように工夫し、議案に対する各議員の賛否も明らかにする。

★写真で伝える
 ・見出しは、できるだけ大きく、記事の内容がわかりやすく、簡潔でインパクトのある表現とする。
 ・写真は、1ページ(1記事)に1枚以上掲載するよう努め、キャプションは、記事を補完するだけでなく、伝える内容を端的に表すものを選ぶ。
 ・QRコードの活用による関連ホームページのリンクや、必要に応じて資料映像を作成するなど、様々なメディアを駆使し、記事を補完する。
 ・表紙は、記事との連動制等も考慮し、内容に即したものとする。
 ・一般質問の議員写真は、できるだけ動きのあるものを使用する。

(つづく)



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 17:47 │視察・研修

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