2009年03月22日

<一般質問>行政改革そして議会改革

幼稚園や保育所の問題は、未来ある子どもたちの問題であるので町民の関心の高い問題ではあります。
町立で運営されていたものを民設民営になったり、統廃合されたり、運営形態が変わることに不安や不満をもつ方も多くいると思います。

しかしながら、最初に取り上げた行政改革の話ではありませんが、時代とともに町民のニーズは多様化し、増大し、それでいながら財源は湯水のごとくあるわけではなく、時代の変化に対応できていない事業については見直しをしていかなければならないことは、改め申すまでもありません。

幼稚園・保育所であっても聖域化すべきではないと思います。運営形態の見直しやそれに付随して行くであろう保育料の値上げもその一つだと考えます。

なぜなら、私たち議員は、今の町民の皆様の意見を聞くだけでなく、これから生まれてくる子どもたちや清水町に越してくる方たちのことも考えた行財政運営を考えなくてはならないからです。

借金をできる限り未来に残さない知恵を絞ることも私たち、今、生きる大人たちの責任であると思います。

長期的な展望を考え、今、幼稚園や保育所に通っている子どもたちが、将来も清水町に住み続けてくれるための施策を行使しなければなりません。

行政改革は、簡単ではありませんが、そうした視点に立った改革を推進していただきたいと思います。

最後に行革の話の中で、私たち議会についても触れておきたいと思います。
最初に取り上げました平成17年3月29日付「地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針」の「行政改革推進上の主要事項」の8つめに「地方議会」とのがあります。その2項目に

以下引用開始します。

(2)行政改革大綱等の進捗状況や、執行機関の行う行政評価の結果等について報告・説明を求めるなど、執行機関に対する監視機能を自ら高めていく取組を積極的に行うとともに、住民の多様な意見を把握し、集約・反映させるための取組を積極的に行うことが望ましいこと。

以上、引用終わります。

昨日、お母さんたちが子どもさんを連れて傍聴に来ている姿を見て、インターネット中継でもして自宅にいながらにしてパソコンで議会の様子を伝える工夫も必要だと思いました。

今後、議会は町民の皆様に対してどんな改革ができるのかを提示していく責任も負っていることも、この国の指針では触れられています。
その答えを私自身、今後考えてきたいと思います。
以上で、私の質問を終わりにいたします。どうもありがとうございました。

(おわり)



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 17:28 │一般質問

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