2016年03月13日

<一般質問>町職員の給与制度の現状と改善点

下記、一般質問原稿掲載

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総務省が昨年12月25日公表した地方公務員給与実態調査結果によりますと、国家公務員給料を100として地方の給料水準を示すラスパイレス指数(平成27年4月1日時点)は、清水町は、93.2で河津町の92.3に次いで県下で2番目に低い状況でした。
平成26年4月は、93.6でこの時も河津町に次いで2番目に低くさらに数値が低くなっています。

 こういった現状を踏まえ、職員の給与、人事、労務管理に対する町の考えを伺っていますが、ラスパイレス指数については、昨年の第1回定例会の一般質問でも取り上げました。

当町の職員の給与が、清水町より小規模クラスの自治体より低いということでは、職員の士気にかかわり、新採職員の募集にも影響しかねません。

清水町は、約人口32,000人で、県内12町の中で長泉町、函南町に次いで3位。財政力指数は、平成26年度単年度0.974で長泉町に次いで2位、3か年平均0.952でも長泉町、吉田町に次いで3位です。

職員の給与制度については、近隣自治体や同規模自治体のとのバランスを取りながら、検討すべきであると考えますが、今議会で「議案第7号 清水町職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」が上程されおり、一定程度の改善が見込まれるとは思います。
町職員の給与制度について現状と方針、改善点について伺います。


 【答弁】総務課長
議員御指摘のとおり、本町の一般職のラスパイレス指数は、平成27年4月1日時点で93.2で県下で2番目に低い状況となっております。
この指数を経験年数別で見ますと、経験年数が1年から2年までの職員については100.2でありますが、経験年数に応じて異なり、15年から20年までの職員では90.0と一番低くなっておりますが、その後、段階的に上昇し、35年以上の職員では98.8となっております。
このようなことから、ラスパイレス指数が低い経験年数の箇所に配慮するため、4級の職階制度を見直し、ラスパイレス指数の差異を小さくするほか、2級から3級への昇格年数についても、現在5年の在級期間を1年早め4年にすることとしております。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 21:15 │一般質問総務

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