2015年05月05日
<清水町子ども会育成連合会>箱根の里合宿(3)
翌日は、午前中、まずそうじをする。
私の班は、玄関の掃除をする。
みんな積極的にそうじをしているが、
大きな白い蛾がいて、
「なんだこれは~!」と大騒ぎになった。
石を投げたり、箒でつついたりして遊んでいたが、
そのうち飛んで行った。
その後、施設内にあるプラネタリウムで星の勉強。

40分ほど見て、キャンプ場に移動し、
カレー作りと魚つかみ取り。
ちょっとした池があり、そこに60匹ほどのマスが泳いでいる。
朝、フィッシングパークから持ってきた魚で、
勢いよく泳いでいる。
班ごと魚つかみどりに挑戦するが、
なかなかみんな捕まえられない。

同時並行でカレー作りのため、
野菜を切ったり、飯盒炊さんの準備をする。
私は、班付き役員として、
班の子二人と火おこしをする。
薪を井形に並べて真ん中に新聞紙を入れ、
その上に薪を並べていく。
火をつけたら、薪も乾燥しているせいか
すぐ火が燃えうつった。
火は順調に火力を増していったが、
問題は、飯盒である。
飯盒炊爨やるのいつ以来かな。
マニュアルをもらっていて沸騰するまで弱火でと書いてあったが、
最初からガンガン火力を飯盒の下にあてる。
20分くらいで沸騰して、
ちょっと端の方へ置いて、
魚とりで取ったマスをアルミホイルに巻いて並べる。
ホイルが焦げてきたところで
飯盒は、取り出してひっくり返して置いておく。
カレーの鍋を中央において
マスのホイル巻は端の方へ置いておく。

カレーは、水が多かったせいかなかなか野菜が柔らかくならない。
聴くと他の班は、水を少なめにして、まず、野菜を柔らかくしていた。
なるほど、ということで、途中から水を少なくしてやった。
時間が押してしまったが、
ごはんもカレーも焼き魚もうまくできた。
みんなお代わりをしておいしく食べた。
その後、あわてて片付けて玄関前で退所式を行う。
自分は、挨拶を求められ、
「皆さん、楽しかったですか?」と聴いたら、
「楽しかった!」」とだいぶ疲れた声だが、
大きな返事が聞こえた。
「是非、おうちに帰ってお父さん、お母さんに今回のお話をしていただいて、
家に帰ってからも、ここでしたように家のことも、さらに積極的に協力してやってください」と伝える。

帰りのバスは、疲れた子も多くて寝ていた子もいる。
地域交流センターに着いてから、
アンケートと思い出の寄せ書きを書いて、
役員から6月30日までに感想文を提出することを説明される。
その後、役員とジュニアリーダーで反省会を行って、
終わったのは午後5時くらいだった。
準備の段階から役員、ジュニアリーダーの皆さん、
大変だったと思うし、特に事故等もなく無事終わることができた。
以前聴いた講演で
子どもには、ナナメの関係が必要と言われた。
タテの関係は親子、先生・生徒児童。
ヨコの関係は友達同士。
地域社会が後退していて、
何が不足しているかというとナナメの関係。
住宅を例に出すと
タテは柱、ヨコは梁。
柱と梁だけでは、
ちょっとした地震で家が倒れる。
だからナナメの筋交いを多く入れないといけない。
筋交いをどれくらい多く入れるかが
人間関係をどれくらい強くするか決まる。
ちょっといじめらても
ナナメの関係があれば対処できる。
おじいちゃん、おばあちゃん、
おじさん、おばさん、
お兄ちゃん、お姉ちゃんといった
利害関係のない第三者が必要。
肉親でなくてもいいので
コミュニケーションを気軽に取れる
ナナメの関係を豊かにすることが必要。
親から「家から出て行け」
と言われても
ナナメの関係で癒されたり
勇気づけられたりするもの。
会社の上司から注意されると頭にくるが、
飲み屋で先輩に言われるとそうかなと思ったりする。
ナナメの関係が不足すると自己認知が下がる。
日本の子どもは世界で一番自己認知が低いという。
自尊感情、自己肯定観。
お兄さん・お姉さん役を増産しないといけない。
今回の合宿でナナメの関係である学年の違う友達や
ジュニアリーダー、役員のお父さん、お母さんとの関係が重要であると改めて認識した。
子ども達の人間関係を網の目のようにネットでとらえ、
地域で育てていく活動を今後、ますます活発にしていく必要がある。
(おわり)
私の班は、玄関の掃除をする。
みんな積極的にそうじをしているが、
大きな白い蛾がいて、
「なんだこれは~!」と大騒ぎになった。
石を投げたり、箒でつついたりして遊んでいたが、
そのうち飛んで行った。
その後、施設内にあるプラネタリウムで星の勉強。
40分ほど見て、キャンプ場に移動し、
カレー作りと魚つかみ取り。
ちょっとした池があり、そこに60匹ほどのマスが泳いでいる。
朝、フィッシングパークから持ってきた魚で、
勢いよく泳いでいる。
班ごと魚つかみどりに挑戦するが、
なかなかみんな捕まえられない。
同時並行でカレー作りのため、
野菜を切ったり、飯盒炊さんの準備をする。
私は、班付き役員として、
班の子二人と火おこしをする。
薪を井形に並べて真ん中に新聞紙を入れ、
その上に薪を並べていく。
火をつけたら、薪も乾燥しているせいか
すぐ火が燃えうつった。
火は順調に火力を増していったが、
問題は、飯盒である。
飯盒炊爨やるのいつ以来かな。
マニュアルをもらっていて沸騰するまで弱火でと書いてあったが、
最初からガンガン火力を飯盒の下にあてる。
20分くらいで沸騰して、
ちょっと端の方へ置いて、
魚とりで取ったマスをアルミホイルに巻いて並べる。
ホイルが焦げてきたところで
飯盒は、取り出してひっくり返して置いておく。
カレーの鍋を中央において
マスのホイル巻は端の方へ置いておく。
カレーは、水が多かったせいかなかなか野菜が柔らかくならない。
聴くと他の班は、水を少なめにして、まず、野菜を柔らかくしていた。
なるほど、ということで、途中から水を少なくしてやった。
時間が押してしまったが、
ごはんもカレーも焼き魚もうまくできた。
みんなお代わりをしておいしく食べた。
その後、あわてて片付けて玄関前で退所式を行う。
自分は、挨拶を求められ、
「皆さん、楽しかったですか?」と聴いたら、
「楽しかった!」」とだいぶ疲れた声だが、
大きな返事が聞こえた。
「是非、おうちに帰ってお父さん、お母さんに今回のお話をしていただいて、
家に帰ってからも、ここでしたように家のことも、さらに積極的に協力してやってください」と伝える。
帰りのバスは、疲れた子も多くて寝ていた子もいる。
地域交流センターに着いてから、
アンケートと思い出の寄せ書きを書いて、
役員から6月30日までに感想文を提出することを説明される。
その後、役員とジュニアリーダーで反省会を行って、
終わったのは午後5時くらいだった。
準備の段階から役員、ジュニアリーダーの皆さん、
大変だったと思うし、特に事故等もなく無事終わることができた。
以前聴いた講演で
子どもには、ナナメの関係が必要と言われた。
タテの関係は親子、先生・生徒児童。
ヨコの関係は友達同士。
地域社会が後退していて、
何が不足しているかというとナナメの関係。
住宅を例に出すと
タテは柱、ヨコは梁。
柱と梁だけでは、
ちょっとした地震で家が倒れる。
だからナナメの筋交いを多く入れないといけない。
筋交いをどれくらい多く入れるかが
人間関係をどれくらい強くするか決まる。
ちょっといじめらても
ナナメの関係があれば対処できる。
おじいちゃん、おばあちゃん、
おじさん、おばさん、
お兄ちゃん、お姉ちゃんといった
利害関係のない第三者が必要。
肉親でなくてもいいので
コミュニケーションを気軽に取れる
ナナメの関係を豊かにすることが必要。
親から「家から出て行け」
と言われても
ナナメの関係で癒されたり
勇気づけられたりするもの。
会社の上司から注意されると頭にくるが、
飲み屋で先輩に言われるとそうかなと思ったりする。
ナナメの関係が不足すると自己認知が下がる。
日本の子どもは世界で一番自己認知が低いという。
自尊感情、自己肯定観。
お兄さん・お姉さん役を増産しないといけない。
今回の合宿でナナメの関係である学年の違う友達や
ジュニアリーダー、役員のお父さん、お母さんとの関係が重要であると改めて認識した。
子ども達の人間関係を網の目のようにネットでとらえ、
地域で育てていく活動を今後、ますます活発にしていく必要がある。
(おわり)