2015年04月29日

<地価公示>2015年1月1日現在、価格は1平方メートル

下記、静岡新聞

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県内地価公示概況・東部=駅北側の宅地は安定-沼津/7万~8万円帯堅調-富士(2015年1月1日現在、価格は1平方メートル)
2015/03/19 静岡新聞 朝刊

■沼津市
 商業地は2・4%の下落。JR沼津駅周辺は総合コンベンション施設プラサヴェルデが全面開業したが、「影響は限定的」と不動産業者。「鉄道高架化の完成時期など明確な見通しが分からず、思い切った投資ができない状況が続いている」。一方、郊外のまとまった土地は需要がある。
 住宅地は1・9%の下落で、沿岸部は依然として動きが鈍い。価格が安定している沼津駅北側の売買事例は北高島町15万円、岡宮11万円など。市西部は東名、新東名高速道のスマートインターチェンジ設置計画などが好材料で、原町中で10万円前後の取引があった。
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 ■三島市
 住宅地は0・2%上昇、商業地は0・4%下落。昨年4月の消費税引き上げの反動から抜けきれず、取引は鈍い。一方で消費税再引き上げの駆け込み需要を狙った動きが早くも建売業者に見られる。中心市街地の東本町、田町、加屋町、文教町などは18万円台で推移。郊外でも利便性の高い青木で12万円台の取引があった。
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 ■富士市
 市全域で7、8万円前後の物件の販売が目立つ。「この価格帯が最も堅調」(不動産業者)という。一部には10万円近くの販売もある。宅地では、商業施設と隣接した大規模分譲地が松岡に完成したほか、伝法や柚木、松本など市西部での売り出しが多い。人口が増える富士南小・中学区の宮下、五貫島なども底堅い。
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 ■富士宮市
 住宅地の平均変動率はマイナス1・4%。比較可能な全調査地点で下落した。新興住宅の多い万野原新田で4万円前後の取引。商業地はマイナス2・0%と昨年より下げ幅は縮小した。県の富士山世界遺産センターが建設される中心街は好転の兆しも見えるが、不動産関係者は「様子見の状態で動きは鈍い」と現状を分析する。
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 ■御殿場市、小山町
 御殿場市は住宅地が0・2%、商業地が1・1%の下落。ただ利便性が良い御殿場小校区の宅地で7万~8万円の取引がある。市道整備が進む東田中は10万円超の販売実例がある。小山町の住宅地は0・9%の下落だが、町が定住促進の一環で整備した分譲地が好調。国道246号や県道に面した北郷地区で6万円の取引がある。
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 ■裾野市、長泉、清水町
 住宅地は裾野市、清水町が前年を上回る下げ幅。長泉町は上昇傾向を堅持した。裾野市は中心部やJR長泉なめり駅に近い伊豆島田で12万円前後の取引があるものの低調。長泉町はJR三島駅徒歩圏内の下土狩、中土狩で16万~17万円台と高値を維持し、隣接の下長窪も引き合いが強い。清水町はJR三島駅に近い伏見で11万~13万円台と大きな変化はない。
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 ■伊豆、伊豆の国市、函南町
 交通の便の良い東駿河湾環状道路近くや国道136号沿い、伊豆箱根鉄道の駅周辺は横ばい傾向。函南町仁田で9万円台後半、伊豆の国市四日町で8万円台半ばの取引がある。「学校など生活インフラが近くにある地域に人気が集中し、同じまちの中で差が広がってきている」と不動産業者。中山間地は需要が少なく、動きが鈍い。
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 ■熱海市
 住宅地が0・4%、商業地が0・5%下落したが、下げ止まり感は出ている。銀座町で14万円を超える取引が成立するなど、中心街では好立地マンションを中心に売買例が増えた。不動産業者は「大震災から4年がたち、住宅の需要が沿岸部に戻りつつある」とみる。商業地の動きはまだ鈍く、JR熱海駅前も引き合いが少ない。
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 ■伊東市
 住宅地は0・4%、商業地は0・8%下落した。商業施設が多く利便性が高い住宅街は堅調。南伊東駅周辺で7万円、吉田地区で5万円前後の取引がある。玖須美地区も引き合いが強いが、「物件が少なく取引件数が伸びない」(地元不動産業者)。伊豆高原など別荘地は安価な物件が売りに出されているが、取引の動きは鈍い。
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 ■下田市、賀茂郡
 主要産業の観光業の不振が続く下田市と賀茂郡では土地取引は低調だ。市内の住宅地は1・8%の下落、商業地も2・2%下落。伊豆急下田駅前の不動産業者は、4年ほど前から、高台の住宅地を4万5千円で売り出しているが、なかなか買い手が付かないという。業者は「地価はバブル期の3分の1以下になっている」と話す。

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○国土交通省地価公示・都道府県地価調査
http://www.land.mlit.go.jp/landPrice/SearchServlet?MOD=2&SKC=22341

清水町は、
外原2551-2 100.0 ▼1.0
伏見261-3 119.0 0.0
湯川122-15 98.8 ▼0.7
新宿220-4 127.0 0.0
柿田988-9 115.0 ▼0.9



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 11:52 │建設・都市計画

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