2013年10月01日

<学力テスト>国語強化「読書量増やすべき」 文科省調査官が指摘

下記、9月7日の静岡新聞

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国語強化「読書量増やすべき」 文科省調査官が指摘
静岡新聞 9月7日(土)7時57分配信

 学習指導要領や全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の作成に携わる文部科学省初等中等教育局の水戸部修治教科調査官は6日、静岡市が同市清水区で開いた教育講演会の会場で静岡新聞社の取材に応じ、4月の同調査で本県の小学6年「国語A」が全国最下位となったことについて「児童が教科書以外のさまざまな文章に触れ、読む絶対量を増やすように授業を大きく変える必要がある」と指摘した。
 小6「国語A」は漢字の読み書き、グラフ・文章の読み取りなど基礎学力をみる18問を20分で解答する。水戸部氏は「短時間に多くの文章を読ませる問題。児童が学習した知識を使えているかを調べる」と説明した。
 講演会は学習指導要領にある各教科の「言語活動の充実」が主題となった。水戸部氏は「読解力が低いのは読書経験が少ないから」と強調し、児童に何を身に付けさせたいか明確にし、それに向けた表現や思考の実践場面を授業に取り入れるよう求めた。教科書の題材と同じ作者や似た構成の作品を読ませる「並行読書」、児童に好きな場面を紹介させるといった具体的な改善手法も紹介した。

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9月議会の民生文教委員会で、
平成24年度決算について各学校の児童・生徒一人当たりの年間図書貸出数を質問した。

結果、清水小25.5冊、南小学校12.5冊、西小学校10.2冊、清水中学校1.1冊、南中学校4.3冊だった。

年間図書購入数は、清水中学校は、351冊であるが、費用対効果が疑われてしまうほどの貸出数の少なさである。

この結果についてどのように分析しているか教育長に質問した。

教育長は、「4月に行われた小6・中3を対象とした学力・学習状況調査の中に『学校の図書館、町の図書館を使ったことがあるか』との統計を見ても全国平均より小中学校ともわが町は大変低い。この結果を各学校で分析している。詳しい分析が出たらお伝えしたい」と述べる。

3月議会で近隣自治体では実施されている小中学校への学校司書の配置を提案したが、
児童生徒の図書貸出数の低さや学力調査の結果も踏まえ、その必要性は、ますます高まってきていると分析する。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 16:23 │教育・学校

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