2011年12月25日

<裾野市史>在庫7千冊 一掃へ"セール"も出足鈍く

下記、10日の静岡新聞

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裾野市史、在庫7千冊 一掃へ"セール"も出足鈍く
(12/10 09:42) 静岡新聞

 最終巻の発刊から10年が経過した全9巻の裾野市史が、合計約7千冊の在庫となっている。市によると、在庫数は各巻400冊~千冊で、約3800万円分。市は市制40周年の記念事業と銘打って、各巻を2割引きで販売する“セール”に乗り出したが、出足は鈍いようだ。
 裾野市史は「古代・中世」「近現代」など7巻の資料編、2巻の通史編で構成する。5万点を超える調査資料をもとに、1986年(昭和61年)から約15年かけて編集した。芦ノ湖の水を本県側に流すために峠の下に掘った「深良用水」に関わる古文書などを収録した巻もある。
 発行部数は各3千~1500冊で、定価は巻によって6千と5千円。市は「当時は需要を見込んで発行部数を見積もった」とみるが、売れ行きは滞る一方。「少しでも在庫解消につなげたい」と市史全巻が完成した2001年以来の販促に取り組むことにした。
 セール期間は来年3月末まで。全巻まとめて購入する場合は、4割引きの2万9400円で販売する。11月初旬の売り出し開始から約1カ月間の購入数はわずかに2セットだが、問い合わせの電話も少ないながら受けているという。市は「郷土を知る歴史図書。この機会に市の歴史や文化に関心を高めてもらいたい」とPRする。

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清水町史は、
清水町の町制施行30周年を契機として、
平成5年度より10年計画でスタートし、
通史編下巻の発刊をもって、
当初計画における全9巻を無事に刊行している。

平成20年7月に町史の在庫を調べたら、

町史を1500部発刊して
それぞれ残数が

○資料編(1.自然)885冊
○資料編(2.考古)827冊
○資料編(3.古代・中世)770冊
○資料編(4.近世)926冊
○資料編(5.近現代)964冊
○通史編(上巻)773冊
○通史編(下巻)784冊
○民俗調査報告書(清水町の民俗)749冊
○別編資料集(近世資料・伊豆鏡)121/500冊

以上、ほとんど半分以上残っていた。

その年の9月議会一般質問で
広島県庄原市の事例を紹介して
ふるさと納税をしていただいた方に寄付してはと提案した。





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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 13:48 │生涯学習

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