2011年12月06日

<一般質問>転出入者アンケートの中間報告

下記、一般質問原稿

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今年3月議会での一般質問で
「転出入者の実態調査を」というテーマで質問し提案させていただいた。

第4次総合計画の人口見通しで概ねここ数年が人口のピークで
その後は、徐々に減少していくとなっています。

また、高齢化率は10年後に25.3%となり
平成7年の10.7%と比較すると18%増となり、
決して若い町だと安閑としてはいられません。

人口が伸びないということは町に活力が無くなり、
税収も増えません。

高齢化が進み、
10年後には4人に一人が高齢者の町となり、
国保や介護など高齢者に関わる福祉関係予算、
扶助費は、ますますかさんでいきます。

できるだけ転出する方を減らし、
転入される方を増やすにはどうしたらいいか。

若い方が長く住んでもらえる町にするには、
どうしたらいいか、
今まで想像はできても裏付けとなるデータは特になかったと思われます。

転出入者アンケートを提案し、
その後、今年8月からこの提案を受けて転出入者のアンケートが実施されています。

8月からの4ケ月間だけでありますが、
アンケート内容と、どのような傾向がみられるか伺います。


【答弁】税務住民課長
転出入者アンケートについてでありますが、
現時点での中間集計の実施期間 
8月1日から11月8日までの約100日間における
転入転出世帯は512世帯であり、
アンケート回答数は350件、
回答率68.4%となっております。

アンケートの内容は、転入、転出の別、世帯構成、
世帯主の年齢、転入前住所及び転入理由、
転出先及び転出理由、その他意見であります。

中間集計の結果では、
転入・転出の世帯数は、ほぼ半数づつであり、
その多くが単身世帯で全体の42.6%となり、
また、世帯主の年齢では20代・30代の移動が併せて63.1%となっております。

転入・転出先では、
近隣3市2町が54.0%で5割強を占めています。

転入の理由は、「生活に便利」が1位で34.3%、
「転勤等」が2位で32.5%、「新築等自家取得」が3位で12.4%。

また、転出の理由は、「転勤等」が1位で37.6%、
「新築等自家取得」が2位で15.5%、
「婚姻等」が12.7%で3位となっております。

このような状況から、移動の理由は、
仕事の関係が大きな理由となっている中、
生活の便利さを求めて清水町に転入される方も多いものと伺えます。

また、持ち家を求める傾向を見ますと、
転入・転出の間にあまり差が生じていない傾向が見られております。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 16:57 │一般質問

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