2011年02月04日

<自殺>13年連続で3万人超 昨年3.9%減少

下記、1月8日の静岡新聞

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自殺者、13年連続で3万人超 昨年3.9%減少-警察庁速報値
2011.01.08 静岡新聞

 警察庁が7日まとめた自殺統計の速報値では、昨年の自殺者は3万1560人で、前年より1285人(3・9%)減った。1998年から13年連続で3万人を超えたが、過去10年では2番目に少なかった。静岡県内は17人(1・8%)増の951人だった。

 民主党政権は2009年秋の発足から「命を大切にする政治」(当時の鳩山由紀夫首相)を掲げ、自殺リスクのある人への支援策を打ち出してきた。昨年は政府が自殺防止キャンペーンをした翌月の4月と10月に前年同月比でそれぞれ15・9%、13・5%減り、一定の効果があったことをうかがわせる。ただ、11月には逆に同10・0%増加。不況の長期化などもあり、減少傾向に転じたとは言い切れず、異常な状況は続い
ている。
 昨年は1~6月まで連続して前年同月比で下回り、その後は増減を繰り返した。月別の自殺者数は08年9月のリーマン・ショック直後の10月に急増して3千人台に達し、09年も3~5月に連続して月3千人を超えたが、昨年は3千人が亡くなった月はなかった。

 自殺者のうち男性は2万2178人、女性は9382人で、男性が圧倒的に多い傾向に変わりはない。同庁は自殺者の動機や職業などを詳細に分析する。

 政府は09年秋に自殺防止に取り組む市民団体や医師と協力し内閣府に「緊急戦略チーム」を設置。心の健康や債務問題での相談窓口の拡充など、関係省庁が自殺防止に取り組む態勢づくりを進めた。

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 【警察の自殺統計】

 警察は自然死以外の死亡者が出て自殺と判断すれば、生前の生活実態や自殺手段、推定できる三つ以内の原因・動機などを記録する「自殺統計原票」を作成する。警察庁はこれを基に2007年分から動機などを分類した年間データを、09年からは月ごとに自殺者数(速報値)をそれぞれ公表。10年からは原票に基づく詳細なデータを内閣府に提供し、内閣府が自殺者の年代や職業を居住する市町村単位で分類、公表。地方自治体に地域別の傾向把握と対策策定を促す取り組みを始めている。

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静岡県は、
静岡県うつ自殺予防対策「睡眠キャンペーン」
http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-810/seishin/suimintop.html
というのをやっていたが、
全国的には、自殺者が減った中で
県内の数字は増えてしまった。

ただ、今後もこうした取り組みは続けていってほしいし、
力を入れていってもらいたい。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 22:43 │自殺対策

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