2010年10月07日
<児童生徒問題行動調査>09年度文科省調査
下記、15日と18日の静岡新聞
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県内、暴力1457件 09年度文科省調査
09/15 07:40 静岡新聞
文部科学省が14日公表した2009年度児童生徒問題行動調査結果によると、県内小中高校(国公私立)での暴力行為は1457件だった。生徒間暴力が956件、器物損壊が284件、対教師暴力が175件など。1千人当たりの発生件数は3・4件で、全国平均の4・3件を下回った。
いじめの認知件数は4162件で、1千人当たりの認知件数は9・7件。全国平均の5・1件を上回っている。学校別では小学校2023件、中学校1976件、高校161件、特別支援学校2件。
中途退学者は1491人で、中退率は全国平均の1・7%を下回る1・5%だった。
県教委によると、県内公立小学校で発生した暴力行為は前年度比38%増の304件で、4年連続で過去最多を更新。公立中学校での暴力行為は869件で4%増だった。
小学校内での暴力の内訳をみると、「対教師暴力」が08年度の19件から50件へと2・6倍に急増し、「器物損壊」も増加傾向という。学校教育課は「小学校で生徒指導の対策が急がれる状況になっている」と説明した。
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児童の「暴力」5年で3.7倍に 県内の公立小
09/18 14:39 静岡新聞
県内の公立小学校で「暴力行為」が急増している。2009年度の発生件数は中学校を下回るが、中学校がここ数年ほぼ横ばいなのに対し、小学校は4年連続の増加で5年前の3・7倍に達した。従来からの粗暴行為に加え、新入学児童が突然教職員を足げにするなど「暴力という表現でひとくくりにできないような行為」(県教委学校教育課)が見られるという。対処に教育現場の模索が続く。
県教委が公表した09年度児童生徒問題行動調査結果によると、小学校で1年間に発生した暴力行為は校内が267件、校外が37件。校内暴力は「生徒間」が168件で約6割を占める。「対教師」が前年度の19件から50件へと急増し、物や施設などを壊す「器物損壊」の48件を上回った。
暴力行為の詳しい発生状況を県教委学校教育課が市町教委に聞き取り調査したところ、「ドッジボールの試合に負けて悔しかった」「希望した班に入れてもらえなかった」などの理由でいきなり生徒間暴力に至ったり、入学後に集団生活や学習でつまずく「小1プロブレム」の児童らがストレスから教師に暴力を振るったりする例が目立ってきたという。
友人といざこざを繰り返す児童の保護者に専門医の受診を促した結果、暴力行為に発達障害が影響していることが判明した事例もあった。
学級担任制を取る小学校では、教諭がクラスの教科と生活指導全般をみる。市町教委からは「多様化する暴力行為に担任だけで対応するのは限界がある」との指摘があり、県教委は研修や相談体制の充実のほか、中学校と同様に学校を挙げた生徒指導体制の在り方について検討している。
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<清水町生徒指導調査>
○暴力発生件数
小学校 中学校 計
児童・生徒間 0 10 10
器物破損 6 0 6
対教師 6 0 6
計 12 10 22
○いじめの状況
(1)現在の状況
小学校 中学校 計
解消している 13 26 39
一定の解消 継続支援 0 2 2
その他 0 0 0
計 13 28 41
(2)発見のきっかけ
小学校 中学校 計
アンケート 7 13 20
本人からの訴え 0 10 10
その他 6 5 11
計 13 28 41
(3)相談状況
小学校 中学校 計
学級担任 10 28 38
保護者や家族 1 13 14
その他 2 20 22
計 13 61 74
(4)様態
小学校 中学校 計
冷やかし、脅し文句 12 25 37
保護者や家族 1 2 3
その他 0 5 5
計 13 32 45
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県内、暴力1457件 09年度文科省調査
09/15 07:40 静岡新聞
文部科学省が14日公表した2009年度児童生徒問題行動調査結果によると、県内小中高校(国公私立)での暴力行為は1457件だった。生徒間暴力が956件、器物損壊が284件、対教師暴力が175件など。1千人当たりの発生件数は3・4件で、全国平均の4・3件を下回った。
いじめの認知件数は4162件で、1千人当たりの認知件数は9・7件。全国平均の5・1件を上回っている。学校別では小学校2023件、中学校1976件、高校161件、特別支援学校2件。
中途退学者は1491人で、中退率は全国平均の1・7%を下回る1・5%だった。
県教委によると、県内公立小学校で発生した暴力行為は前年度比38%増の304件で、4年連続で過去最多を更新。公立中学校での暴力行為は869件で4%増だった。
小学校内での暴力の内訳をみると、「対教師暴力」が08年度の19件から50件へと2・6倍に急増し、「器物損壊」も増加傾向という。学校教育課は「小学校で生徒指導の対策が急がれる状況になっている」と説明した。
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児童の「暴力」5年で3.7倍に 県内の公立小
09/18 14:39 静岡新聞
県内の公立小学校で「暴力行為」が急増している。2009年度の発生件数は中学校を下回るが、中学校がここ数年ほぼ横ばいなのに対し、小学校は4年連続の増加で5年前の3・7倍に達した。従来からの粗暴行為に加え、新入学児童が突然教職員を足げにするなど「暴力という表現でひとくくりにできないような行為」(県教委学校教育課)が見られるという。対処に教育現場の模索が続く。
県教委が公表した09年度児童生徒問題行動調査結果によると、小学校で1年間に発生した暴力行為は校内が267件、校外が37件。校内暴力は「生徒間」が168件で約6割を占める。「対教師」が前年度の19件から50件へと急増し、物や施設などを壊す「器物損壊」の48件を上回った。
暴力行為の詳しい発生状況を県教委学校教育課が市町教委に聞き取り調査したところ、「ドッジボールの試合に負けて悔しかった」「希望した班に入れてもらえなかった」などの理由でいきなり生徒間暴力に至ったり、入学後に集団生活や学習でつまずく「小1プロブレム」の児童らがストレスから教師に暴力を振るったりする例が目立ってきたという。
友人といざこざを繰り返す児童の保護者に専門医の受診を促した結果、暴力行為に発達障害が影響していることが判明した事例もあった。
学級担任制を取る小学校では、教諭がクラスの教科と生活指導全般をみる。市町教委からは「多様化する暴力行為に担任だけで対応するのは限界がある」との指摘があり、県教委は研修や相談体制の充実のほか、中学校と同様に学校を挙げた生徒指導体制の在り方について検討している。
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<清水町生徒指導調査>
○暴力発生件数
小学校 中学校 計
児童・生徒間 0 10 10
器物破損 6 0 6
対教師 6 0 6
計 12 10 22
○いじめの状況
(1)現在の状況
小学校 中学校 計
解消している 13 26 39
一定の解消 継続支援 0 2 2
その他 0 0 0
計 13 28 41
(2)発見のきっかけ
小学校 中学校 計
アンケート 7 13 20
本人からの訴え 0 10 10
その他 6 5 11
計 13 28 41
(3)相談状況
小学校 中学校 計
学級担任 10 28 38
保護者や家族 1 13 14
その他 2 20 22
計 13 61 74
(4)様態
小学校 中学校 計
冷やかし、脅し文句 12 25 37
保護者や家族 1 2 3
その他 0 5 5
計 13 32 45
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 08:11
│教育・学校