2010年01月07日

奈良少年刑務所 現役教育専門官が語る(お知らせ)

昨日と今日、町内の小中学校を訪問し、
校長先生や教頭先生と話をする。

下記の講演会の講師の先生が、
友人の紹介によるものなので
そのPRも兼ねていろいろ話を聴く。

講師の先生は、奈良少年刑務所の教育専門官の方で
受刑者に高校の勉強を教えている。

この刑務所は、奈良高校の通信教育を受けることができ、
全国にある刑務所の中で唯一塀の中で
高校の卒業資格を得られる刑務所である。

高校卒業していない全国の刑務所の受刑者で
この刑務所に移りたいものがたくさんいるという。

その中から各刑務所でセレクションされた
年間5~8人程度だけ学ぶことができる。
ある意味、超難関高である。

講師の先生は、多くの受刑者を更生させてきた。
貴重なお話が聴けると思いますので
興味のある方は是非どうぞ。

*****************

清水町文化芸術活動促進事業
<第124回泉のカレッジ一般教養講座>

奈良少年刑務所 現役教育専門官が語る1
『人は、なぜ罪を犯すのか?』
             
○主催 清水町教育委員会
○後援 (社)三島青年会議所
○企画運営 NPO法人ウォーター・ビジョン
○日時 1月30日(土) 午後7:00~8:30
○お話 小西好彦氏 奈良少年刑務所法務教官
○会場 清水町地域交流センター

 小西好彦さんは、1958年奈良県葛城市に生まれ、京都外国語大学英米語学科在学中にイギリスに1年間留学、1981年、奈良少年刑務所の法務教官教育専門職を拝命した。
 小西好彦さんは、高校時代、英語に興味を持ち、英語の教師を志すが、その後、人の一生を左右する教師の責任の重さを背負いたくないと思っていた。ところが、奈良少年刑務所で、英語の教員免許を持ち、通訳もできる人材を募集していることを知り、奈良少年刑務所に勤めることとなった。少年受刑者と接しているうちに、『受刑者一人ひとりを幸せにしたい。確かな人生を歩ませたい』という気持ちが芽生え、『悪いことをするために生まれてくる子どもはいない。非行に走る子どもには必ず何か理由・原因がある。大人が、社会がそのことを理解しなければ、非行少年を救うことはできない』と思うようになった。

 長年、非行少年や犯罪者を指導してきた立場から、この度『人は、なぜ罪を犯すのか?』をテーマにして講演していただきます。今後、『非行や犯罪に走ってから治療するより、非行、犯罪に走る前の予防の大切さ』について3回に分けてお話していただく予定です。参加費200円が必要ですが、多くの皆様のご来場をお待ちしています。

■問合せ:清水町教育委員会生涯学習課 055-972-6678
   特定非営利活動法人ウォーター・ビジョン 055-972-6112




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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 22:20 │生涯学習

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