2021年09月19日
<がん検診>静岡県内市町14.7%減 20年度、コロナ下の受診控えや中止が影響 県「今年は積極受診を」
下記、8月11日の静岡新聞
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静岡県内市町がん検診14.7%減 20年度、コロナ下の受診控えや中止が影響 県「今年は積極受診を」
8/11(水) 9:28配信 静岡新聞
静岡県内の市町が実施しているがん検診の受診者数が、2020年度に前年度から14.7%減少したことが県のまとめで分かった。新型コロナウイルスの感染防止対策が十分取れず、中止や縮小を余儀なくされた市町があったほか、通常通りに実施した市町でも受診控えとみられる傾向があった。21年度は全市町が感染対策を講じ、コロナ前と同規模で実施する。県は早期発見のため積極的に受診するよう呼び掛けている。
市町のがん検診は、胃、肺、大腸、乳、子宮の5種類。20年度は、三島市が胃と大腸、富士市が胃の検診を全面中止にしたほか、冬季の感染拡大が深刻だった県東部を中心に8市町が内視鏡や喀痰(かくたん)など一部の検査を縮小した。
県内全市町の受診者数は延べ86万4970人で、前年度から14万9363人減少した。三島市で前年比58・8%減、富士市で33・2%減と影響が大きかったほか、通常通りに実施した25市町でも計12%減少した。
がん検診は職場の人間ドックなどで受ける人も多く、県では全体の検診状況を把握できないが、県内で毎年約1万人ががんで亡くなる中、県疾病対策課は市町の受診減を受けて「全体の受診率が低下する可能性もある」と危機感を抱く。
同課によると、県内で新たにがんと診断される患者は年間およそ2万5千人とされ、このうち4分の1の約6千人ががん検診や人間ドックで発見され治療につながっている。特に自覚症状が出ない段階のがんの早期発見には、定期的な検診が重要とされる。同課の担当者は「本年度は各市町で安全な受診態勢が整ったため、市町から案内が届いた人はぜひ受診してほしい」としている。
日本対がん協会が20年度に全国で実施したアンケートでは、受診者数が前年から30・5%減少したとの結果もある。
***
清水町は昨年度、集団検診を中止し個別健診のみの受診となっており、
受診率が下がっている。
<胃がん健診>
令和元年度8.7%
令和2年度5.5%
<子宮頚がん健診>
令和元年度15.2%
令和2年度11.9%
<乳がん健診>
令和元年度14.6%
令和2年度8.8%
<大腸がん健診>
令和元年度14.8%
令和2年度13.1%
<肺がん健診>
令和元年度20.1%
令和2年度18.3%
<前立腺がん健診>
令和元年度20.9%
令和2年度18.6%
<肺炎ウイルス健診>
令和元年度3.0%
令和2年度1.9%
<歯科口腔健診>
令和元年度3.3%
令和2年度2.8%
<特定健診>
令和元年度40.6%
令和2年度36.3%
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静岡県内市町がん検診14.7%減 20年度、コロナ下の受診控えや中止が影響 県「今年は積極受診を」
8/11(水) 9:28配信 静岡新聞
静岡県内の市町が実施しているがん検診の受診者数が、2020年度に前年度から14.7%減少したことが県のまとめで分かった。新型コロナウイルスの感染防止対策が十分取れず、中止や縮小を余儀なくされた市町があったほか、通常通りに実施した市町でも受診控えとみられる傾向があった。21年度は全市町が感染対策を講じ、コロナ前と同規模で実施する。県は早期発見のため積極的に受診するよう呼び掛けている。
市町のがん検診は、胃、肺、大腸、乳、子宮の5種類。20年度は、三島市が胃と大腸、富士市が胃の検診を全面中止にしたほか、冬季の感染拡大が深刻だった県東部を中心に8市町が内視鏡や喀痰(かくたん)など一部の検査を縮小した。
県内全市町の受診者数は延べ86万4970人で、前年度から14万9363人減少した。三島市で前年比58・8%減、富士市で33・2%減と影響が大きかったほか、通常通りに実施した25市町でも計12%減少した。
がん検診は職場の人間ドックなどで受ける人も多く、県では全体の検診状況を把握できないが、県内で毎年約1万人ががんで亡くなる中、県疾病対策課は市町の受診減を受けて「全体の受診率が低下する可能性もある」と危機感を抱く。
同課によると、県内で新たにがんと診断される患者は年間およそ2万5千人とされ、このうち4分の1の約6千人ががん検診や人間ドックで発見され治療につながっている。特に自覚症状が出ない段階のがんの早期発見には、定期的な検診が重要とされる。同課の担当者は「本年度は各市町で安全な受診態勢が整ったため、市町から案内が届いた人はぜひ受診してほしい」としている。
日本対がん協会が20年度に全国で実施したアンケートでは、受診者数が前年から30・5%減少したとの結果もある。
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清水町は昨年度、集団検診を中止し個別健診のみの受診となっており、
受診率が下がっている。
<胃がん健診>
令和元年度8.7%
令和2年度5.5%
<子宮頚がん健診>
令和元年度15.2%
令和2年度11.9%
<乳がん健診>
令和元年度14.6%
令和2年度8.8%
<大腸がん健診>
令和元年度14.8%
令和2年度13.1%
<肺がん健診>
令和元年度20.1%
令和2年度18.3%
<前立腺がん健診>
令和元年度20.9%
令和2年度18.6%
<肺炎ウイルス健診>
令和元年度3.0%
令和2年度1.9%
<歯科口腔健診>
令和元年度3.3%
令和2年度2.8%
<特定健診>
令和元年度40.6%
令和2年度36.3%
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 15:15
│医療・健康・保健