2020年02月10日

<特定健診>AIが受診勧奨 性格分析、響く案内に 浜松市

下記、6日の静岡新聞

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特定健診、AIが受診勧奨 性格分析、響く案内に 浜松市
2/6(木) 13:30配信 静岡新聞

 浜松市は5日までに、国民健康保険の特定健康診査の受診率を上げるため、2020年度から人工知能(AI)を使って未受診者の性格や生活行動を分析し、それぞれの性格に応じた文書を作成して受診を促す方針を固めた。小さなきっかけで良い方向に誘導する「ナッジ理論」を用いた手法で、生活習慣病予防の意識向上と医療費抑制を目指す。

 特定健診は40~74歳の国保加入者が対象。同市は23年度の受診率50%を目標に掲げているが、ここ数年は横ばい。18年度は32・7%と県平均38・4%を下回った。未受診者にはがきや電話で受診を呼び掛けてきたが、結果に結びつかなかった。

 新たな取り組みでは、国保加入者の過去の問診票や医療情報から食生活や運動習慣などを分析。「心配性」「面倒くさがり」など数パターンの性格に分類し、それぞれの心に響きやすい文言を取り入れた文書を作成して受診を促す。20年度当初予算案に関連経費として1100万円を盛り込む。

 国保事業は全国的に加入者の高齢化などで1人当たりの保険給付費が年々上昇している問題を抱えている。同市も20年度は4年前より3万6千円高い32万5千円を見込む。

 市は昨年、情報通信技術(ICT)やデータを積極的に活用して施策の高度化、効率化を図る「デジタル・ファースト宣言」を発表した。AIを使った受診勧奨はその一環。市は20年度、疾病・介護予防に関するデータの蓄積やヘルスケア産業の振興を図る産官学連携のプロジェクトにも乗り出す。

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清水町の特定健診は、平成30年度40.7%で、
近年は、平成27年度の42.0%をピークに減少傾向。



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