2024年09月19日

「子宮頸がん」予防ワクチン接種の公費負担は2025年3月末まで リスクと効果を理解して判断を

下記、7月25日のテレビ静岡

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「子宮頸がん」予防ワクチン接種の公費負担は2025年3月末まで リスクと効果を理解して判断を
7/25(木) 20:46配信 テレビ静岡

子宮頸がんを予防するワクチンについて、接種の機会を逃していた世代の女性たちに無料で接種できることを知ってもらおうとキャンペーンが行われています。

子宮頸がんは身近な病気

静岡市葵区の静岡デザイン専門学校。

デザインやファッション、美容などを学ぶ若者たち250人が集まった教室で行われていたのは…。

静岡社会健康医学大学院大学・溝田友里 准教授:
学年あたりで考えても、何人かが子宮頸がんになって1人くらいは亡くなるような身近な病気です

行われていたのは子宮頸がんを防ぐHPVワクチンが無料で接種できることを若者に伝える国のキャンペーンです。

小学6年生から高校1年生を対象に無料の接種が行われているHPVワクチンですが、接種後に体の痛みなどを訴える人が相次いだため、厚労省は2013年から接種を勧めることは止めていました。

その後、安全性が確認されたとして2022年から接種の呼びかけを再開し、機会を逃していた17歳から27歳までの女性を対象に無料で受けられる「キャッチアップ接種」を行っています。

この日のセミナーでは、2025年3月には無料接種の期間が終わってしまうことや合計3回の接種に半年かかるため、2024年9月には接種を始める必要があることが説明されました。

女子生徒:
(HPVワクチン知ってました?)知らなかったです。具体的な数字で聞いて結構身近なものなんだなって思って。ちゃんとこれからは考えなきゃいけないんだなって思いました

女子生徒:
(接種の)2回目を受けるんですけど(子宮頸がんの)検診とかも受けてみようかなと思いました

「キャッチアップ接種」の“周知”を
溝田友里 准教授

静岡社会健康医学大学院大学・溝田友里 准教授:
こちらとして何か『打ってください』ということをお勧めする、そういう目的ではないので。ただ、本人がキャッチアップ接種をやっているということを知らないで終わってしまうっていう風にすると選択することもできないので、ワクチンのメリットとデメリットを十分知っていただいた上でご判断していただく、その機会にしたいと思って周知をしています

2025年3月までは無料で受けられますが、それ以降、自費で接種する場合には約10万円かかるということです。

今後も県内の大学などでPR活動が行われます。

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清水町では、令和4年度に374件、令和5年度に310件の接種となっている。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 20:10 │医療・健康・保健

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