2019年12月01日

<静岡県市町駅伝>20年越しの悲願 清水町、初の頂点

下記、静岡新聞

第3回大会から応援してきて、その時が3位。

優勝は、難しいなぁと思ってたけど、
朝倉先生が20年間、監督として選手を育ててきた成果。

清水町の財産です。

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<静岡県市町駅伝>20年越しの悲願 清水町、初の頂点
12/1(日) 9:53配信  静岡新聞

 静岡市内で30日に行われた第20回記念県市町対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県体協共催)、町の部は清水町が初の頂点。函南町の3連覇を阻み、新章の幕開けを告げた。

 20年越しの悲願がついにかなった。町の部で初優勝した清水町の朝倉和也監督(60)は第1回大会からチームを指揮。「あと一歩で勝てなかった悔しさがずっと頭の片隅にあった。積み上げてきたものが花開いた」と万感の思いに浸った。

 レースが終わった瞬間、安堵(あんど)感に包まれた。第2回大会では首位で迎えた最終区、1分以上のリードを逆転されて3位。「またやられるんじゃないかと気が抜けなかった」。トップを守ったアンカー大森郁夫主将(37)をゴール地点で迎え、がっちりと握手を交わした。

 2012年ロンドン五輪男子5000メートル、1万メートル代表の佐藤悠基選手(33)=同町出身=の中学時代の恩師でもある朝倉監督。就任以来心掛けてきたのは、一人一人の持ち味をどう生かすかだった。特に小中学生に向け、走りの特徴や性格に合った指導に注力してきた。今年は「殻を破るための刺激にしたい」と、1月の箱根駅伝で初の総合優勝を果たした東海大の両角速監督を招いて研修も行った。

 スタンドでは歓喜の瞬間を見守った関義弘町長やチーム関係者から祝福を受けた。「20年間町民の皆さんに待ってもらえた。時間がたてばうれしさも湧いてくるかな」。過去19大会で3位が5回、昨年は初の2位。ようやく上り詰めた頂点を静かに喜んだ。

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<静岡県市町駅伝>清水町 4区伊藤が区間新、10区森野が逆転
12/1(日) 9:52配信 静岡新聞

 第20回記念静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県体協共催)が30日、静岡市内で行われ、町の部は清水町が2時間17分13秒で初優勝した。

 清水町は4区伊藤夢(山梨学院高)が11分46秒の区間新記録をマーク。10区森野夏歩(ユニクロ)も区間賞の走りでトップを奪い、後続に約2分の差をつけた。



 ■頼れる女子選手 初の頂点に貢献

 清水町の頼れる女子選手たちが初の頂点を大きく手繰り寄せた。

 昨年1区区間賞の宮下(加藤学園高)はけがで不出場。代役を務めたのは町清水中の後輩、斎藤(伊豆中央高)だった。「尊敬する先輩に近いタイムで帰ってくる」と先頭集団に食らい付き、3位で好発進した。

 4区は宮下や斎藤とともに町清水中で全国中学駅伝入賞を経験した伊藤(山梨学院高)。地元の大会に「出たい」と顧問に直訴した17歳が3年ぶりの駿河路を力強く駆け抜け、11分46秒の区間新記録をマークした。

 3位でたすきを受けた8区関(町清水中)は、前を走る吉田町の選手を猛追。22秒差を追い付き、残り500メートルでスパートを仕掛けて突き放した。

 残る背中は3連覇が懸かっていた函南町。10区森野(ユニクロ)には37秒差でたすきが渡った。昨年は一般企業に勤める市民ランナーとして同区間に出場。大学生らに敗れた悔しさから一念発起して5月に退社し、今年は実業団選手として臨んだ。「もともと1分半以内なら逆転できると思っていた。後はどれだけ貯金をつくれるかだった」。首位を奪い、2位との差を約2分に広げて勝利を決定づけた。

 朝倉監督は優勝を狙える手応えを得た段階で、かつての教え子で日本の男子長距離トップ選手の佐藤悠基(日清食品グループ、清水町出身)に出場を要請する計画を温めていたという。指揮官の“秘策”も不要にする鮮やかなたすきリレーだった。

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<静岡県市町駅伝>御殿場、清水町V 静岡市静岡、吉田町2位
12/1(日) 9:56配信 静岡新聞

 第20回記念静岡県市町対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県体協共催)は30日、県内全35市町38チームが参加し、静岡市内の12区間42・195キロで行われた。市の部は御殿場市が大会初となる2時間9分台をマーク。2時間9分29秒で2年連続4度目の頂点に立った。町の部は清水町が2時間17分13秒で初優勝した。

 市の部は2位が静岡市静岡、3位は浜松市西部。町の部は吉田町が2位。函南町は3位で3連覇を逃した。人口1万人未満の市町の1位に与えられるふるさと賞は河津町が獲得。前回大会より記録を伸ばした下田市、御前崎市、藤枝市、伊東市、西伊豆町、川根本町が敢闘賞を受賞した。

 御殿場市は5区吉田響(東海大翔洋高)が首位の静岡市静岡を抜いてトップに立ち、6区平田繁聡(陸自滝ケ原)、7区馬場大翔(御殿場中)、8区森彩純(御殿場中)がそれぞれ区間賞の走りで差を広げた。清水町は4区伊藤夢(山梨学院高)が区間新記録で町の部1位に順位を上げ、5~9区は函南町に先行を許したが、10区森野夏歩(ユニクロ)の区間賞で首位を奪い返した。終盤は吉田町の追い上げを受けたが、アンカー大森郁夫(おおしろ整形外科クリニック)が逃げ切った。

 市の部に23市26チーム、町の部に12町12チームが出場した。スタートの県庁前からフィニッシュの草薙陸上競技場まで、456人の選手が駿河路でたすきをつないだ。



 ■地道な努力の結果 若林洋平御殿場市長の話

 平成最後と令和初の年に優勝でき、至福の極み。おととし7位で悔しい思いをしてから昨年復活し、おごることなく地道に努力してくれた結果。さらに気を引き締めて、来年も頑張ってほしい。



 ■悲願を果たし感動 関義弘清水町長の話

 第20回記念大会に加え、令和最初という貴重な機会に悲願の初優勝を果たし、感動した。長らく最高順位は3位だったが、昨年の準優勝で期待が生まれた。応えた選手にお疲れさまを伝えたい。



 ■市の部

 (1)御殿場市     2時間09分29秒

 (2)静岡市静岡    2時間12分22秒

 (3)浜松市西部    2時間12分49秒

 (4)富士市      2時間13分10秒

 (5)浜松市中央    2時間13分25秒

 (6)浜松市北部    2時間13分36秒

 (7)島田市      2時間15分11秒

 (8)富士宮市     2時間15分21秒

 (9)磐田市      2時間16分16秒

 (10)裾野市     2時間16分29秒

 (11)湖西市     2時間18分11秒

 (12)静岡市清水   2時間18分39秒

 (13)沼津市     2時間19分02秒

 (14)藤枝市     2時間19分14秒

 (15)焼津市     2時間19分32秒

 (16)袋井市     2時間20分44秒

 (17)牧之原市    2時間20分55秒

 (18)伊東市     2時間21分22秒

 (19)菊川市     2時間21分36秒

 (20)掛川市     2時間21分52秒

 (21)熱海市     2時間21分54秒

 (22)伊豆の国市   2時間25分04秒

 (23)御前崎市    2時間25分14秒

 (24)下田市     2時間26分57秒

 (25)三島市     2時間28分00秒

 (26)伊豆市     2時間29分42秒



 ■町の部

 (1)清水町   2時間17分13秒

 (2)吉田町   2時間17分26秒

 (3)函南町   2時間18分13秒

 (4)小山町   2時間19分06秒

 (5)長泉町   2時間21分10秒

 (6)森町    2時間26分45秒

 (7)河津町   2時間29分25秒

 (8)川根本町  2時間29分54秒

 (9)西伊豆町  2時間30分07秒

 (10)南伊豆町 2時間32分15秒

 (11)松崎町  2時間34分47秒

 (12)東伊豆町 2時間36分42秒

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<静岡県市町駅伝>町の部区間賞 選手喜びの声
12/1(日) 9:45配信 静岡新聞

 ■町の部・区間賞 ★は区間新

【1区(3.673キロ)=中・高校生女子】

 田中 毬愛(吉田町、島田高3)11分55秒

【2区(1.903キロ)=小学生男子】

 大石 翔生(吉田町、中央小6)6分12秒

【3区(1.715キロ)=小学生女子】

 斎藤 未愛(函南町、函南東小6)5分46秒

【4区(3.549キロ)=中・高校生女子】

 伊藤  夢(清水町、山梨学院高3)★11分46秒

【5区(6.855キロ)=高校生男子】

 山本  蓮(函南町、加藤学園高3)20分52秒

【6区(3.911キロ)=40歳以上男女不問】

 鈴木 護弘(南伊豆町、下田OA)12分4秒

【7区(3.564キロ)=中学生男子】

 杉浦 柊人(吉田町、吉田中3)★10分28秒

【8区(3.02キロ)=中学生女子】

 関美  澪(清水町、清水中3)10分20秒

【9区(1.619キロ)=小学生男女不問】

 久保田高碧(函南町、函南東小6)5分29秒

【10区(3.051キロ)=一般女子】

 森野 夏歩(清水町、ユニクロ)9分38秒

【11区(4.31キロ)=中・高校生男子】

 菅沼 翔也(函南町、韮山高2)13分19秒

【12区(5.025キロ)=一般男子】

 三輪晋大朗(吉田町、NTN)★13分49秒



 ■1区 田中毬愛(17)=吉田町、島田高3年=

 1区の役割を果たすことができた。高校生として最後の市町駅伝だったので区間賞を取れて満足している。

 ■2区 大石翔生(12)=吉田町、中央小6年=

 初出場で緊張したが、いつも通り走ることができた。区間賞を取れると思っていなかったのでびっくりした。

 ■3区 斎藤未愛(11)=函南町、函南東小6年=

 昨年より10秒速いタイムで満足している。区間賞はどうしても取りたかったのでうれしい。

 ■4区 伊藤夢(17)=清水町、山梨学院高3年=

 最近の大会はあまり調子が良くなかったけど、気持ちよく走れた。とりあえず前を追うことだけ考えていた。

 ■5区 山本蓮(18)=函南町、加藤学園高3年=

 区間賞は最低限の仕事だと思っていた。市の部の選手と差をつけられたので悔しさが残った。

 ■6区 鈴木護弘(40)=南伊豆町、下田OA=

 左足を疲労骨折しながら走り不安だったが、意外にもタイムが良く驚いた。来年は万全な状態で出場したい。

 ■7区 杉浦柊人(14)=吉田町、吉田中3年=

 目標にしていた区間新を達成でき良かった。自主練習でスピードを強化してきた成果を出すことができた。

 ■8区 関美澪(15)=清水町、町清水中3年=

 大会に向けて家の近くの坂をほぼ毎日走り込んできた。来年は高校生区間で出られるように頑張りたい。

 ■9区 久保田高碧(12)=函南町、函南東小6年=

 狙っていたタイムより遅かったが、ラストスパートで2位との差を広げることができた。

 ■10区 森野夏歩(24)=清水町、ユニクロ=

 最後の坂で力尽きたのは課題。市の部区間賞の清水(真帆、静岡市清水)さんにも勝てるようになりたい。

 ■11区 菅沼翔也(16)=函南町、韮山高2年=

 2年連続区間賞を狙っていたので安心した。来年は市の部でも勝負できるタイムを出したい。

 ■12区 三輪晋大朗(27)=吉田町、NTN=

 たすきをつないできた選手たちの頑張りに刺激を受けた。もう少しで首位を抜けた悔しさはあるが記録は上出来。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 13:42 │生涯学習

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