2019年08月27日

一般質問通告内容

下記、9月議会の一般質問通告内容。
私は、10日(火)の3番目になる。

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1 今後の行財政運営について

質問要旨(詳細)
当町の貯金にあたる財政調整基金は、平成25年度末の約17億円の残高をピークに年々減少し、平成30年度末には約7億6千万円の残高となっている。
そして、本年度以降もさらに減少していくことが中期財政計画において推計されている。
今後、経済情勢も不透明な部分が多く、税収の増額の見込みも薄いように思われ、また、扶助費にかかる負担は増えていく。
今後の清水町の財源の確保の方策とまちづくりへの取り組みについて茨城県境町の事例を参考に示し質問する。

1-① 中期財政計画において、現状の分析と中期的な展望について、どのように捉えているか伺う。

1-② 境町は、財政状況が平成28年の実質公債費比率が15.6%、将来負担比率127.6%(茨城県平均45.25%)という北関東ワースト1位という状況の中、中財政再建に取り組んでいる。
  平成26年、町の貯金が7億円であったものが、財政調整基金とふるさとづくり基金、英語教育基金を合わせて平成30年度は22億円となった。
  境町の財政改善の取り組みは、歳出カットではなく収入を増やす施策を展開する。
  境町の収入を増やす取り組みは、ふるさと納税、企業版ふるさと納税、太陽光発電事業、新規補助金等の獲得があるが、ふるさと納税では、平成25年度は7件65,000円だったものが、平成30年度は、180,007件、60億8300万円となっている。
  境町では、①クレジット決済やコンビニ収納の導入、②記念品を多く集める、③マスコミを活用する、等の工夫により、大幅な寄付金の確保に成功する。
  こうした取組みにより、ふるさと納税などを財源に各種の子育て支援策やまちづくりに積極的に進めている。
  当町もこうした収入を増やす取り組みをさらに積極的に行う必要があると思われるが、それには町長のリーダーシップが重要である。今後、町がどのように収入を増やしていくのかを伺う。


2 町内循環バスに回数券・定期券の導入を

質問要旨(詳細)
コミュニティバスについて全国の自治体を調査すると回数券や定期券を導入している事例が見られる。
発行者からみると、回数券は綴った枚数分のサービス利用を見込めるという利点、利用者から見ると、割引を受ける利点がある。
当町でも回数券や定期券を導入してはと思うが、当町の考えを伺う。

2-① 県内では、島田市、富士市で回数券を導入している事例が見られる。
  愛知県大口町では、人口24,214人(8月1日現在)面積13.61平方㎞の町と清水町同様コンパクトな町であるが、4つのルートで平成30年度の年間利用者123,183人、運賃収入13,641,100円となっている。
  回数券11枚綴り1,000円、1日乗車券11枚綴り2,000円をバス車内と町内施設6か所で販売し、回数券利用は全体の36%程で、1日乗車券利用は3.1%程となっている。
当町でも回数券や定期券の導入について、検討すべきと思うが町の考えを伺う。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 19:39 │一般質問

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