2018年09月29日

「前島秀章柿田川展」オープニングセレモニー

午前中、町地域交流センターで
「第2回時空を超えた木彫芸術 前島秀章柿田川展」オープニングセレモニーが開催され、
民生文教委員長として出席。

先日の「三宅太郎 富士山と柿田川展」に続く、
町制55周年記念事業で前島先生の作品展は2年前にも開催され、
役場庁舎には清水町のために制作してくれた柿田川を題材にした彫刻が展示してある。
「前島秀章柿田川展」オープニングセレモニー
先生の作品は、子どもをイメージした2~4頭身くらいの作品が多く、
どの作品も見るとほっこり和やかな気持ちにさせてくれる。

今回は、イノシシなど動物も多くみられた。

オープニングセレモニーでは、テープカットや前島先生の挨拶などあり、
その後、2階研修室で先生の「樹に命を掘りおこす」と題して講演が行われた。

先生は59年木彫をやっているが、
独学で木彫を学んだ。

独学は時間がかかるが、
その代わり自分だけの世界を作り上げることができた。

師事する先生のもとで学ぶと
その先生に似た作品になり、
小さな先生にしかならない。

樹には神様が住んでいる。
300~400年の樹を使っているが、
樹には畏敬の念を持っている。

樹を伐ったり掘ったりするのも、
電気工具を使うと熱くなって樹の手触りが変わるので使わない。

森から木を伐りだして、乾燥させて木彫に使う木になるまで
手間がかかりお金もかかる。

よく人に作品を作り上げるのにどのくらいかかりますかと聞かれるが、
経費にはならないけど、作品をひらめくのにとても時間がかかる。

ひらめいたら、すぐに書き留めれるように筆記用具を持ち歩いている。

それを粘土で模型を作って
材料となる木を木目などを確認しながら選んで作品作りを行う。

芸術とは浄化でイライラしていてもそれを見ると安らいだりするもので、
世の中で一番素晴らしいのが自然だが、それに次ぐのが芸術。



タグ :清水町

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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 12:35 │生涯学習

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