2025年04月25日

沼津のごみ施設予定地 新たに2地点でダイオキシン類発見

下記、昨日の静岡新聞

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沼津のごみ施設予定地 新たに2地点でダイオキシン類発見
2025.04.24 静岡新聞

 沼津市が建設を計画するごみの新中間処理施設の予定地(同市上香貫)でダイオキシン類を含む土が見つかった問題で、市は23日、新たに調査した地点2カ所でも基準値の1・7~2・2倍のダイオキシン類を含む土が見つかったと明らかにした。いずれも地中に埋まっていた旧ごみ焼却施設のコンクリート製「貯じんピット」内で、ピット外への流出の可能性は低いとした。
 市は昨年9月の調査で、ピット内から基準値の16倍のダイオキシン類など、有害物質を含む土を発見していた。そこで今年3月からその周辺を含む計19地点で新たに調査を進めていた。
 ダイオキシン類が見つかった2地点からは、基準値の2・2~4・6倍の鉛、ヒ素やそれらの化合物が溶出、または含有された土壌も確認された。1カ所からは同3・7倍のベンゼンも見つかった。ピット外縁部の2地点からも同2~4・9倍の鉛やその化合物も発見した。いずれも敷地外への流出の可能性は低いという。
 市は有害物質の原因を調査しているが、特定には至っていない。市によると、現地で1977年まで稼働していた旧ごみ焼却施設を知る元職員から「貯じんピットに市民が持ち込んだ焼却灰を置いていた」「土を埋める際には空だった」などの証言があるという。市は引き続き原因を調査するとともに、汚染土壌の搬出工程が決まり次第、周辺住民への説明会を開く。

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清水町でも土壌汚染に関しての説明会が実施される予定。
  


Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 19:39ごみ処理

2025年03月07日

<ごみ中間処理施設>清水町37億円負担

下記、静岡新聞

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ごみ中間処理施設 清水町37億円負担
2025.03.07 静岡新聞

 清水町の関義弘町長は6日、沼津市が整備するごみの新中間処理施設の建設費負担について、町の負担額は約37億円に上る見通しであることを明らかにした。町議会3月定例会の松浦俊介氏(湧創フォーラム)の代表質問に答えた。
 昨年12月に、新施設完成後も引き続き、清水町が沼津市に可燃ごみの処理を委託する協定を締結した。リサイクル施設と焼却施設が一体となる新施設の建設工事費は約311億5200万円で、そのうち焼却施設は約253億円。町は協定で定めた割合に基づき、概算で建設費として約33億円、これまでの敷地造成や調査業務など建設準備費については約4億円の負担を想定しているという。財源には町債で約30億円、一般財源で約7億円を見込む。

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昨日の質問で清水町の建設費負担金は、
8年度1億5千万円、
9年度3億9千万円、
10年度16億9千万円、
11年度14億7千万円と想定している。
  


Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 15:51ごみ処理

2025年01月22日

ごみ中間処理施設を選定 沼津市「タクマ」グループと協定

下記、静岡新聞

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ごみ中間処理施設を選定 沼津市「タクマ」グループと協定
2025.01.22 静岡新聞

 沼津市は21日、計画中のごみの中間処理施設について、整備運営事業者に大手プラントメーカー「タクマ」東京支社が代表のグループを選定したと市議会民生病院委員会で報告した。2月に同グループと基本協定を締結し、2030年1月の供用開始を目指す。

 新たな施設は市が資金調達し、設計、建設、運営を民間委託する「DBO方式」で進める。事業期間は50年3月末までで運営費を含む落札価格は499億4千万円。このうち、建設工事費は311億5200万円。昨年4月に公告し、同グループが唯一応札した。学識経験者で構成する選定委員会が審査、決定した。

 施設にはごみの焼却炉2基のほか、瓶や缶、ペットボトルなどのリサイクル施設を設ける。処理能力は焼却施設が1日当たり210トン、リサイクル施設は1日当たり23トンを予定する。

 施設は現在、同市上香貫の市清掃プラント隣接地で造成工事が進み、2026年度に建屋の着工を予定する。
現在の清掃プラント跡地には、焼却余熱を利用した施設の建設を別途、計画している。

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新たな施設では、可燃ごみの範囲を拡大(革製品、靴など)され、清水町民は、
処理施設への自己搬入が可能(一般可燃ごみ、タンスなど可燃性粗大ごみ)となる。
  


Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 11:23ごみ処理