2016年09月15日

<敬老祝い金>廃止続々…高齢者増え費用膨らむ

下記、読売新聞

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敬老祝い金、廃止続々…高齢者増え費用膨らむ
読売新聞9月13日(火)10時26分配信

 今年で制定50年となる敬老の日。自治体が高齢者に贈る祝い金を、廃止する動きが広がっている。

 高齢化で対象者が増え、費用が膨らんだことが主な原因だ。一方、高齢者の側も、お年寄り扱いを嫌がる傾向がある。今年は19日。半世紀を経て敬老のかたちは変わりつつある。

 1972年度から高齢者に敬老祝い金を贈っていた神戸市は、今年度から制度を廃止した。

 創設当初は77歳以上全員に支給していたが、対象者が増えるとともに見直しを重ね、近年は88歳に1万円、100歳に3万円を贈っていた。それでも昨年度は、計約6800人への支給総額が7500万円に。財政負担は膨らむ一方だった。担当者は「申し訳ないが、今後は健康寿命を延ばす取り組みに力を入れたい」。

 50年前、65歳以上の高齢者は全体の約6%だったが、今年3月の総務省人口推計では約27%で3427万人とされている。75歳以上も1667万人。今後、人口の多い団塊の世代が75歳以上となる「2025年問題」も控える。高齢者が増え、財政状況などから見直しを迫られた自治体は他にもある。

 大津市では88歳に1万円、100歳に3万円、最高齢の男女に5万円を贈呈していたが、2014年度から記念品に変更。88歳と100歳の人には、生まれた日の新聞のコピーを贈り、最高齢の人には市の特産品を贈ることにした。これで約960万円の削減につながった。

 77歳、88歳、99歳以上に祝い金を贈っていた高松市は14年度、77歳の人への祝い金1万円を廃止。平均寿命がすでに77歳を上回り、「長寿を祝うという趣旨が薄れてきた」と説明する。千葉市、福島市なども大幅に縮小している。

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清水町では、平成25年11月議会で
70歳以上に5,000円ずつ支給している敬老祝い金を
70歳5,000円、77歳5,000円、88歳10,000円、99歳30,000円に改め、
経過措置として平成26年度~28年度までは、
70歳以上の方に3,000円を支給するものとした。

来年度から70歳以上3,000円はなくなるが、
認識していない町民の方も多く、
今後の周知が課題となる。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 17:11 │高齢者

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