2016年07月15日
<教職員>多忙解消へ調査 静岡県教委、4地区にモデル校
下記、5月31日の静岡新聞
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教職員多忙解消へ調査 静岡県教委、4地区にモデル校
静岡新聞 5月31日(火)8時48分配信
静岡県教委は30日、教職員の多忙化解消に向けた「未来の学校『夢』プロジェクト」委員会(委員長・紅林伸幸常葉大教職大学院教授)の初会合を県庁で開いた。大学や民間による「外部の視点」を取り入れ、県内4カ所の推進地区で校務の整理や教職員の意識改革などの調査研究に取り組む方針を確認した。
委員会は大学関係者や民間コンサルタント、PTA代表、学校関係者ら6人で構成。各推進地区にモデル校を設け、授業や生徒指導などを「中核的業務」と位置付けた上で校務を洗い出し、分類する。緊急時や時間外の対応も整理し、保護者や地域への説明会開催を前提に勤務時間の上限を設定。効率的な業務執行の促進と教員の意識改革を目指す。
夏休みに試行期間を設け、9月以降を実施期間に想定する。モデル校にスタッフを重点配置したことによる多忙化解消の効果も分析する。
会合では、民間コンサルタント「ワーク・ライフバランス」社長の小室淑恵委員が企業の業務効率化の実践例を紹介。「労働時間の上限設定は企業の業績や顧客満足度の向上につながっている」などと指摘した。
別の委員からは「短期と長期それぞれで実現すべき取り組みを検討すべき」「何のための多忙化解消かという目的の明確化が大事だ」といった意見が出た。紅林委員長は「外部の視点で多忙化解消の成果、課題を明らかにし、各校に合った取り組みを後押ししたい」と述べた。
<メモ>未来の学校「夢」プロジェクト 県教委が富士市、清水町、藤枝市、吉田町の4小中学校をモデル指定し、本年度から3年間、教職員の多忙化解消に向けた調査研究を行う。教員やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーを重点配置し、業務見直しや教職員の意識改革を図る。未来的な学校運営モデルを構築し、他地区への波及や施策立案に結び付ける。
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6月議会の森野議員の一般質問で
本年度から3年間、清水中学校区が県教育委員会の進める未来の学校「夢」プロジェクトの推進地区として指定され、
教職員の多忙化解消に向けた研究組織を立ち上げたことが担当課長から答弁があった。
教育長が具体的な中身について触れ、
教職員一人一人、組織としての学校、行政としての教育委員会ができることとできないこと、
しなくてはいけないこととしてはいけないこと、
この観点で具体的に何ができるか、今洗い出しをしているとし、
〇一斉退勤時間を設定して業務の優先順位を精査するなどの勤務時間の管理
〇部活動等指導の外部委託
〇コミュニティスクールへの移行
〇地域の教育力の学校への導入
〇スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの活用
〇民間、民生部との連携・協力
〇学校行事の見直し
〇現在2学期制をとっているが、この学期制の問題
〇小学校における高学年の教科担任制
以上、減らす、変える、やめるという点で何ができるかということで検討している。
行政としては、教員の事務軽減を図るための事務処理のIC化による公務支援、そのソフトを導入している。
また、公務支援員の雇用も検討している。
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教職員多忙解消へ調査 静岡県教委、4地区にモデル校
静岡新聞 5月31日(火)8時48分配信
静岡県教委は30日、教職員の多忙化解消に向けた「未来の学校『夢』プロジェクト」委員会(委員長・紅林伸幸常葉大教職大学院教授)の初会合を県庁で開いた。大学や民間による「外部の視点」を取り入れ、県内4カ所の推進地区で校務の整理や教職員の意識改革などの調査研究に取り組む方針を確認した。
委員会は大学関係者や民間コンサルタント、PTA代表、学校関係者ら6人で構成。各推進地区にモデル校を設け、授業や生徒指導などを「中核的業務」と位置付けた上で校務を洗い出し、分類する。緊急時や時間外の対応も整理し、保護者や地域への説明会開催を前提に勤務時間の上限を設定。効率的な業務執行の促進と教員の意識改革を目指す。
夏休みに試行期間を設け、9月以降を実施期間に想定する。モデル校にスタッフを重点配置したことによる多忙化解消の効果も分析する。
会合では、民間コンサルタント「ワーク・ライフバランス」社長の小室淑恵委員が企業の業務効率化の実践例を紹介。「労働時間の上限設定は企業の業績や顧客満足度の向上につながっている」などと指摘した。
別の委員からは「短期と長期それぞれで実現すべき取り組みを検討すべき」「何のための多忙化解消かという目的の明確化が大事だ」といった意見が出た。紅林委員長は「外部の視点で多忙化解消の成果、課題を明らかにし、各校に合った取り組みを後押ししたい」と述べた。
<メモ>未来の学校「夢」プロジェクト 県教委が富士市、清水町、藤枝市、吉田町の4小中学校をモデル指定し、本年度から3年間、教職員の多忙化解消に向けた調査研究を行う。教員やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーを重点配置し、業務見直しや教職員の意識改革を図る。未来的な学校運営モデルを構築し、他地区への波及や施策立案に結び付ける。
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6月議会の森野議員の一般質問で
本年度から3年間、清水中学校区が県教育委員会の進める未来の学校「夢」プロジェクトの推進地区として指定され、
教職員の多忙化解消に向けた研究組織を立ち上げたことが担当課長から答弁があった。
教育長が具体的な中身について触れ、
教職員一人一人、組織としての学校、行政としての教育委員会ができることとできないこと、
しなくてはいけないこととしてはいけないこと、
この観点で具体的に何ができるか、今洗い出しをしているとし、
〇一斉退勤時間を設定して業務の優先順位を精査するなどの勤務時間の管理
〇部活動等指導の外部委託
〇コミュニティスクールへの移行
〇地域の教育力の学校への導入
〇スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの活用
〇民間、民生部との連携・協力
〇学校行事の見直し
〇現在2学期制をとっているが、この学期制の問題
〇小学校における高学年の教科担任制
以上、減らす、変える、やめるという点で何ができるかということで検討している。
行政としては、教員の事務軽減を図るための事務処理のIC化による公務支援、そのソフトを導入している。
また、公務支援員の雇用も検討している。
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 11:24
│教育・学校