2015年03月20日
卒業式
午前中、西小学校の卒業式に出席。
天気は曇りであったけど、
式は今回も感動的であった。

日吉美矢子校長は式辞で、
今年度は西小創立40周年ということで
これまで多くの先輩たちが築き上げてきた伝統や文化をしっかり受け継ぎ、
さらに磨きをかけてくれた。
そして新しい時代の第一歩を踏み出す架け橋となる
「チーム西小宣言」を作り上げてくれた。
校歌の一節にもある「栄えある歴史つくる子に」にふさわしい活動をしてくれたことに誇りに感じている。
あいさつ世界一を実現すべく、先生や下級生、地域の人に気持ちの良い挨拶をしたこと。
ほんとうのお兄さんお姉さんのように下級生に優しく接したこと。
目標に向かって一生懸命努力したことなど常に後輩たちの手本となり、
学校のより良い空気を作り、導いてくれた。
そこには2年間の道徳教育で学んだ成果もはっきりと表れていた。
また、特に今年すばらしかったのは、合唱。
今日の卒業式に向けて、
「西小の歴史に残る伝統の歌を自分の手で作り上げよう」というスローガンのもと
毎日の練習に熱が入り校長室まで響いてきた。
これまでの先輩たちの偉業を超え、さらにより良い伝統や文化を作りたいという6年生全員の心の表れ。
皆さんのきれいなハーモニーや真剣なまなざしが在校生の憧れでもあり目標。
このように皆さんの残してくれた数々の足跡は、
いつまでも西小の歴史に刻まれ
下級生の心強い道しるべとなると確信している。
6年生の皆さんもこれまでの努力、心から拍手を送り、お礼を言いたい。
ほんとうにありがとう。
さて、皆さんの新たな門出に向けて私からはなむけのメッセージを送る。
①夢や目標を持ち努力し続けること。
3月に卒業生一人ひとりと話をした。
看護師、美容師、医者、プロスポーツ選手など自分なりの今の夢を素直に語ってくれた。
「職業はまだ決めていないけれど、人の役に立つ人間になりたい」と語った児童もいた。
青色LEDを発明した天野教授が小中学校時代はあまり勉強が好きではなかった。
大学に入ってから先生から人の役に立つ研究に没頭した。
夢や目標を持ち努力し続けられる人になってもらいたい。
②自分を大切にし、他人も大切にする
人間はいつの日も人とかかわり合って生きている。
気の合う人もそうでない人もいる。
自分とは違う性格の人、考え方の人の良さを認め、
うまくかかわっていくことは、将来の幸せに繋がっていく。
私たち一人一人が大切な存在。
自分を大切にし、自分を大切に思うように他の人も大切にしてほしい。
ふわふわ言葉やふわふわアクションこれから先も全ての人に向けて欲しい。
西小で学んだことに誇りを持ち、夢と希望を持って前へ前へと力強く進んでください。
祝辞の井草雅彦PTA会長のあいさつは、
今年もとても印象的であった。
皆さんは6年間、多くの先生方、友人・仲間、地域の方々、何より家族に支えられ
今日ここまで心身ともに成長した。
4月からはさらにステップアップし、自らを磨く。
自らを磨くとはどういうことか。
歯は、歯ブラシと歯磨き粉で磨く。
靴は、靴墨とブラシで磨く。
ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けない。
ダイヤモンドを磨くにはダイヤモンドの粉を研磨剤として磨く。
石ころのような原石が光り輝く。
同じように人も人でなければ磨けない。
人は人でこそ磨かれる。
人によって磨かれるとはどういうことか。
皆さん知識を得ようとするときに教科書や本を読んだり、
テレビやインターネットを見たりする。
そうすると知識は得られる。
けれどもそれだけでは何もならない。
使う相手があっての知識。
自ら得た知識をいろいろな人と接する中で使っていく。
そうすると相手の人から意見を頂く。
批判をされることもある。
そうした意見や批判をしっかりと受け止めて、
自分のものにする。
自分の知識をブラッシュアップして改善していく。
それが人によって磨かれ成長していく。
ダイヤモンドがダイヤモンドでしか磨かれないように
人も人によってしか磨かれない。
人によってはじめて人は成長する。
皆さんはこれから数多くの人に出会う。
接した中から成長のチャンスだと思って自らを磨いていってほしい。
皆さんに見せたいものがあります。
私がこの学校を卒業した時に校長先生からいただいた卒業証書。
母に卒業式で祝辞をすると話すと卒業証書を出してくれた。
32年間大切にとっておいてくれた。
それはこの卒業証書は私だけのものではなく、
母も母自身のものとして大切にとっておいてくれたと思う。
皆さんだけで卒業するわけではない。
卒業証書は皆さんの者だけでなく、
6年間共に頑張ってきた成長してきた証であり、
支えてきた家族のもの。
中学生になっても家族と共に成長していって頂きたい。
そのためには家族との会話、時間を大切にしてほしい。
うれしいこと楽しいこと喜び、家族と分かち合っていただきたい。
それが家族の励みになる。
悲しいこと悩み、学校に行きたくないことも出てくるかもしれない。
そういうことをお父さんお母さんに言ったら
迷惑がられるかな、怒られるかな、と思うかもしれないが、
そんな時こそ家族に話をしてほしい。
家族はいつだって君たちの味方。
世界中が敵になっても家族は味方。
ともに悩みともに悲しみ、そんなことがあっても
君たちに元気や勇気を与え、励まし、解決の糸口を見出してくれる。
中学校、高校になっても家族と共に成長し、卒業していくことを願っている。
これからの3年間、さらに成長を重ね、その先の未来に幸多からんことを祈りまして祝辞と致します。
最後の門出の言葉では、合唱がある。

去年も思ったし、
校長先生の式辞にもあった通り、
「西小の歴史に残る伝統の歌を自分の手で作り上げよう」というスローガンそのものだった。
「聴く人に感動を与える 団結の歌声」だ。
歌がすごいのはもちろんだが、
表情や体全体で歌っている姿勢が大きなうねりとなって伝わってくる。
気迫と誇りを感じた。
去年の卒業式でも
**********
皆さん、6年間の思い出とこれからの夢や希望を胸に歌うからであろうか、
この歌声を聴いた5年生は、
こうした先輩たちに負けないようにその伝統を受け継ごうと
がんばってくれるだろう。
*************
と書いたが、まさにその通りになった。
感動の合唱を引き継ぎ、後輩へ伝えた97人の卒業生たち。
午後は、清水中学校の卒業式に出席。
212人の卒業生。
山中敏弘校長先生式辞で、
目にむえない心が詰まっている卒業証書。
日常を大切にする人には幸せがやってくる。
当たり前のことが当たり前にできる。
あいさつ、返事、整理整頓、清掃、時間を守る
これらの5つは社会人なっても一生付き合っていく課題。
1万時間の法則があり1万時間を超えると一定の成果が出る。
時間の無駄とか才能がないとか思ってしまうが、
もうだめだと思ったとき、継続すること、日常の努力が大切。
大きな努力をして小さな幸せを掴める。
天気は曇りであったけど、
式は今回も感動的であった。
日吉美矢子校長は式辞で、
今年度は西小創立40周年ということで
これまで多くの先輩たちが築き上げてきた伝統や文化をしっかり受け継ぎ、
さらに磨きをかけてくれた。
そして新しい時代の第一歩を踏み出す架け橋となる
「チーム西小宣言」を作り上げてくれた。
校歌の一節にもある「栄えある歴史つくる子に」にふさわしい活動をしてくれたことに誇りに感じている。
あいさつ世界一を実現すべく、先生や下級生、地域の人に気持ちの良い挨拶をしたこと。
ほんとうのお兄さんお姉さんのように下級生に優しく接したこと。
目標に向かって一生懸命努力したことなど常に後輩たちの手本となり、
学校のより良い空気を作り、導いてくれた。
そこには2年間の道徳教育で学んだ成果もはっきりと表れていた。
また、特に今年すばらしかったのは、合唱。
今日の卒業式に向けて、
「西小の歴史に残る伝統の歌を自分の手で作り上げよう」というスローガンのもと
毎日の練習に熱が入り校長室まで響いてきた。
これまでの先輩たちの偉業を超え、さらにより良い伝統や文化を作りたいという6年生全員の心の表れ。
皆さんのきれいなハーモニーや真剣なまなざしが在校生の憧れでもあり目標。
このように皆さんの残してくれた数々の足跡は、
いつまでも西小の歴史に刻まれ
下級生の心強い道しるべとなると確信している。
6年生の皆さんもこれまでの努力、心から拍手を送り、お礼を言いたい。
ほんとうにありがとう。
さて、皆さんの新たな門出に向けて私からはなむけのメッセージを送る。
①夢や目標を持ち努力し続けること。
3月に卒業生一人ひとりと話をした。
看護師、美容師、医者、プロスポーツ選手など自分なりの今の夢を素直に語ってくれた。
「職業はまだ決めていないけれど、人の役に立つ人間になりたい」と語った児童もいた。
青色LEDを発明した天野教授が小中学校時代はあまり勉強が好きではなかった。
大学に入ってから先生から人の役に立つ研究に没頭した。
夢や目標を持ち努力し続けられる人になってもらいたい。
②自分を大切にし、他人も大切にする
人間はいつの日も人とかかわり合って生きている。
気の合う人もそうでない人もいる。
自分とは違う性格の人、考え方の人の良さを認め、
うまくかかわっていくことは、将来の幸せに繋がっていく。
私たち一人一人が大切な存在。
自分を大切にし、自分を大切に思うように他の人も大切にしてほしい。
ふわふわ言葉やふわふわアクションこれから先も全ての人に向けて欲しい。
西小で学んだことに誇りを持ち、夢と希望を持って前へ前へと力強く進んでください。
祝辞の井草雅彦PTA会長のあいさつは、
今年もとても印象的であった。
皆さんは6年間、多くの先生方、友人・仲間、地域の方々、何より家族に支えられ
今日ここまで心身ともに成長した。
4月からはさらにステップアップし、自らを磨く。
自らを磨くとはどういうことか。
歯は、歯ブラシと歯磨き粉で磨く。
靴は、靴墨とブラシで磨く。
ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けない。
ダイヤモンドを磨くにはダイヤモンドの粉を研磨剤として磨く。
石ころのような原石が光り輝く。
同じように人も人でなければ磨けない。
人は人でこそ磨かれる。
人によって磨かれるとはどういうことか。
皆さん知識を得ようとするときに教科書や本を読んだり、
テレビやインターネットを見たりする。
そうすると知識は得られる。
けれどもそれだけでは何もならない。
使う相手があっての知識。
自ら得た知識をいろいろな人と接する中で使っていく。
そうすると相手の人から意見を頂く。
批判をされることもある。
そうした意見や批判をしっかりと受け止めて、
自分のものにする。
自分の知識をブラッシュアップして改善していく。
それが人によって磨かれ成長していく。
ダイヤモンドがダイヤモンドでしか磨かれないように
人も人によってしか磨かれない。
人によってはじめて人は成長する。
皆さんはこれから数多くの人に出会う。
接した中から成長のチャンスだと思って自らを磨いていってほしい。
皆さんに見せたいものがあります。
私がこの学校を卒業した時に校長先生からいただいた卒業証書。
母に卒業式で祝辞をすると話すと卒業証書を出してくれた。
32年間大切にとっておいてくれた。
それはこの卒業証書は私だけのものではなく、
母も母自身のものとして大切にとっておいてくれたと思う。
皆さんだけで卒業するわけではない。
卒業証書は皆さんの者だけでなく、
6年間共に頑張ってきた成長してきた証であり、
支えてきた家族のもの。
中学生になっても家族と共に成長していって頂きたい。
そのためには家族との会話、時間を大切にしてほしい。
うれしいこと楽しいこと喜び、家族と分かち合っていただきたい。
それが家族の励みになる。
悲しいこと悩み、学校に行きたくないことも出てくるかもしれない。
そういうことをお父さんお母さんに言ったら
迷惑がられるかな、怒られるかな、と思うかもしれないが、
そんな時こそ家族に話をしてほしい。
家族はいつだって君たちの味方。
世界中が敵になっても家族は味方。
ともに悩みともに悲しみ、そんなことがあっても
君たちに元気や勇気を与え、励まし、解決の糸口を見出してくれる。
中学校、高校になっても家族と共に成長し、卒業していくことを願っている。
これからの3年間、さらに成長を重ね、その先の未来に幸多からんことを祈りまして祝辞と致します。
最後の門出の言葉では、合唱がある。
去年も思ったし、
校長先生の式辞にもあった通り、
「西小の歴史に残る伝統の歌を自分の手で作り上げよう」というスローガンそのものだった。
「聴く人に感動を与える 団結の歌声」だ。
歌がすごいのはもちろんだが、
表情や体全体で歌っている姿勢が大きなうねりとなって伝わってくる。
気迫と誇りを感じた。
去年の卒業式でも
**********
皆さん、6年間の思い出とこれからの夢や希望を胸に歌うからであろうか、
この歌声を聴いた5年生は、
こうした先輩たちに負けないようにその伝統を受け継ごうと
がんばってくれるだろう。
*************
と書いたが、まさにその通りになった。
感動の合唱を引き継ぎ、後輩へ伝えた97人の卒業生たち。
午後は、清水中学校の卒業式に出席。
212人の卒業生。
山中敏弘校長先生式辞で、
目にむえない心が詰まっている卒業証書。
日常を大切にする人には幸せがやってくる。
当たり前のことが当たり前にできる。
あいさつ、返事、整理整頓、清掃、時間を守る
これらの5つは社会人なっても一生付き合っていく課題。
1万時間の法則があり1万時間を超えると一定の成果が出る。
時間の無駄とか才能がないとか思ってしまうが、
もうだめだと思ったとき、継続すること、日常の努力が大切。
大きな努力をして小さな幸せを掴める。
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 21:06
│教育・学校