2014年04月18日

平成26年度清水町教育総会

今日は、平成26年度清水町教育総会が町地域交流センターであり参加。
町内の全幼小中学校の教職員全員が参加した。
平成26年度清水町教育総会
冒頭、教育長からこの総会の狙いとして
町長の教育に対する考えを全教職員に認識してもらいことと
能力開発についての臼井氏の記念講演の2点をあげた。

また、昨年度と今年度、清水町が道徳教育推進校として
取り組んでいることにも触れ、
学校だけでなく地域に広げて町を上げて道徳教育を進めることを述べる。

次に、町長から清水町教育行政の施政方針についてということで20分ほど講演がある。

町長は、自分が経験してきたPTA活動などの事例をあげて
子どもと担任の先生との距離を縮める方法などを
体験談を交えてユニークに話をする。

その後、
「夢を実現する法則~子どもが変われば未来は変わる」と題して
臼井博文氏(株)サンリ取締役能力開発研究室長の記念講演となる。

臼井氏は、沼津市大平の方で、
野球、サッカーほか多くのプロスポーツ選手やオリンピック選手から
ビジネスマン、受験生などのあらゆるジャンルの人たちをプラス思考に導く、
No.1ドリームプロデューサー。
(SBTスーパーブレイントレーニング グランドマスターコーチ)

臼井さんは、、プラス思考になる方法、最強プラス思考について話をしていただく。

ポイントは3つで

1.わくわくする夢を持つ
2.夢を語る友を持つ
3.夢を支え続けてくれる人を持つ


まず、わくわくする夢については
わくわくできる脳の話をする。

子どもが勉強は続かない、参考書は読まなくても
テレビゲームは、なぜ時間を惜しんで、また攻略本を読破してまで続けるのか。

それは、楽しいことしか脳は続かないから。

楽しくないことを続けていると燃え尽き症候群になってうつ病になってしまう。

正しい努力よりも楽しむ努力
顔晴(かんば)る

入力(思い、イメージ)→脳→出力(言葉、動作、表情)→強化→入力
言葉に出したことは脳にまた入力され強化されていく。
夢を肯定してくれる友達と話すと実現する。(ドリームメイト)
思いよりも言葉を変えていく。
駒大苫小牧高校のNo.1ポーズ

逆に難しいとか忙しいとかネガティブな言葉を発すると他人のことでも
自分に入力されてしまう。

誰かのための夢は限界を破る力になる。→「他喜力」

北京オリンピックのソフトボール決勝で
ピッチャーの上野選手は、
「日本中、支えてくれた人を感動させる」という他喜力で
ケガでとても投げられる状態ではないのに
モルヒネ6.5倍の作用があるエンドルフィンが出て投げられてという。

○喜ぶ人が見えると人はやる気になる。
○ありがとうがあきらめない力になる。

大人が一瞬で子どもの夢力をなくす言葉→「あ~疲れた」
これを→「あ~楽しかった」
にする。

「あ~疲れた」というと子どもは
大人になりたくないとおもってしまう。

だから「お疲れ様でした」ではなく「お楽しみ様でした」と言う。

大人が変われば子どもが変わる。
子どもが変われば未来が変わる。

最後に、動画を見せていただくが内容を下記、致知より引用

*********************

「縁を生かす」 致知出版社 『致知』(2009年12月号)より

その先生が5年生の担任になった時、一人、服装が汚くだらしなく、どうしても好きになれない少年がいた。中間記録に先生は少年の悪いところばかりを記入するようになっていた。

ある時、少年の1年生からの記録が目に止まった。「朗らかで、友達が好きで、人にも親切。勉強もよくでき、将来が楽しみ」とある。間違いだ。他の子の記録に違いない。先生はそう思った。

2年生になると、「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」と書かれていた。

3年生では、「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする」。後半の記録には「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」とあり、4年生になると「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、子どもに暴力をふるう」

先生の胸に激しい痛みが走った。

ダメと決め付けていた子が突然、深い悲しみを生き抜いている生身の人間として、自分の前に立ち現れてきたのだ。先生にとって目を開かれた瞬間であった。

放課後、先生は少年に声をかけた。「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない?分らないところは教えてあげるから」

少年は初めて笑顔を見せた。

それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。授業で少年が初めて手を上げた時、先生に大きな喜びがわき起こった。

少年は自信を持ち始めていた。

クリスマスの午後だった。

少年が小さな包みを先生の胸に押しつけてきた。あとで開けてみると、香水の瓶だった。亡くなったお母さんが使っていたものに違いない。先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。

雑然とした部屋で独り本を読んでいた少年は、気がつくと飛んできて、先生の胸に顔を埋めて叫んだ。「ああ、お母さんの匂い!今日はすてきなクリスマスだ」

6年生では先生は少年の担任ではなくなった。

卒業の時、先生に少年から一枚のカードが届いた。

「先生は僕のお母さんのようです。そして、今まで出会った中で、一番すばらしい先生でした」

それから6年。またカードが届いた。

「明日は高校の卒業式です。僕は5年生で先生に担当してもらって、とても幸せでした。おかげで奨学金をもらって医学部に進学することができます」

10年を経て、またカードがきた。

そこには先生と出会えたことへの感謝と、父親に叩かれた体験があるから、患者の痛みが分かる医者になれると記され、こう締めくくられていた。

「僕はよく5年生の時の先生を思い出します。あのままだめになってしまう僕を救ってくださった先生を、神様のように感じます。大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、5年生の時に担当してくださった先生です」

そして1年。届いたカードは結婚式の招待状だった。

「母の席に座ってください」と一行、書き添えられていた。


タグ :清水町

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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 21:14 │教育・学校

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