2013年05月28日

<犬の殺処分>抑制へ一役 県東部で迷子札ホルダー普及

下記、4月17日の静岡新聞

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犬の殺処分、抑制へ一役 県東部で迷子札ホルダー普及
(2013/4/17 8:15)静岡新聞

 殺処分される犬をできるだけ減らそうと、県東部の市町で飼い犬の首輪に付ける「迷子札」の普及活動が進んでいる。動物ボランティアと連携して飼い主に無料配布している市町もある。ボランティア関係者は「県全域の飼い犬に装着させたい」と飼い主に理解を求めている。
 県によると、2011年度に県内の保健所が保護した犬は1019匹。このうち飼い主や引き取り手が見つからずに殺処分された犬は517匹に上る。
 飼い主は本来、市町が交付する「鑑札」や「注射済票」をペットに付けなければならない。しかし「邪魔になる」「取り付けにくい」などと徹底されていないのが実情。犬の帰巣本能を過信して、ペットとはぐれても探そうとしない飼い主も多いという。
 函南町は12年度から飼い主の氏名、電話番号を記入した札を透明のケースに入れて首輪に簡単に装着できる迷子札ホルダーをペット登録や予防注射の際に無料配布している。ホルダーには鑑札や注射済票も入れられる。
 同町に配布を働き掛けた動物ボランティア団体「犬部(いぬぶ)」の大崎博英代表は「飼い主が義務を守ることが大前提だが、啓発活動には登録業務を行っている行政の協力が不可欠」と訴える。
 函南町の取り組みに倣い、三島市も本年度からホルダーの無料配布を始めた。沼津市もNPO「しずおかセラピードッグサポートクラブ」(加藤元章会長)からホルダーの寄付を受け、登録業務などの際に無料配布を始める。同クラブのメンバーは「犬の保護や殺処分は行政の負担になる。迷子犬を飼い主に確実に戻す方策を取るべき」と力を込める。

 犬の保護と殺処分 県内の保健所では、迷子になった犬を7日間保護し、ホームページなどで情報を公開している。飼い主が現れない場合、動物ボランティア団体や個人に譲渡する場合もあるが、半分近くは殺処分されている。
 県の動物愛護管理推進計画では2017年度まで、毎年度の犬、猫の殺処分目標数を6千匹に定めている。11年度は4915匹で目標数を下回った。県は計画を見直し、殺処分の目標数をさらに下げる方針。

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保健所に保護されて殺処分された犬は、約半数。

清水町で昨年度保護され、
保健所に送られた動物は
犬が2匹、猫が5匹。


タグ :清水町

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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 15:03 │地域振興

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