2013年01月16日

<消防団員>飲食店など特別割引   導入半年の長泉

下記、1月4日の読売新聞

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消防団員は特別割引   長泉の飲食店など導入半年
(2013年1月4日 読売新聞)

消防団サポーター事業を発案した岩崎さん(右)と、協力する「喜作寿司」の村田さん
 消防団員ならそば1杯サービス、入館料100円引き――。消防団員のなり手不足の中、長泉町商工会が団員向けに地元商店や飲食店での割引などを行う「消防団サポーター事業」に取り組んでいる。開始から半年、団員の増加にはまだ結びついていないが、消防団活動について地元の人たちの関心が高まるという効果が出始めている。

 県消防保安課によると、県内35市町のうち、条例で定める団員定数に達していないのは30市町。定数160の長泉町も、昨年6月末時点で143人だった。

 サポーター事業は、15年前から消防団活動を続ける建築会社経営の岩崎邦孝さん(45)の呼びかけで、商工会と消防団が連携して昨年7月から始めた。

 飲食店やレジャー施設など町内52の協力店舗で団員証を提示すれば、独自のサービスを受けられる。例えば、美容室では料金2割引き、複合文化施設「クレマチスの丘」では、美術館の入館料100円引きとなる。町も、今年度予算で事業支援費として21万円を用意。商工会が協力店舗を示すのぼり旗やステッカーを作った。

 町消防本部によると、昨年7~8月の集計では計71回のサービス利用があり、10月には男性団員1人が新たに入団した。

 サポーター事業開始後には、消防団活動を町民にPRする機会も増えてきた。団員に飲み物を1本サービスするすし店「喜作寿司」店主の村田芳彦さん(55)は「お客さんから『火事になったら団員は強制的に出動させられるのか』という質問があったときに、店で知り合った団員に『仕事のある場合には分団ごとに臨機応変に対応しますよ』と答えてもらった」と話す。「協力店舗を利用した団員と客の交流が増え、町の人たちも消防団活動への理解が深まった」と村田さんは実感している。

 岩崎さんは「この事業が、団員確保を目指す他市町の見本になるよう発展させたい」と意気込んでいる。

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清水町の消防団員の定数は115で現在は114。

ほぼ充足されているが、
消防団員の確保が難しい状況は変わりない。

町内の商店が消防団員の方に割引サービスも
地域で消防団活動をバックアップする意味でもよい試みだが、
町としてできることもあるような気がする。

清水町で言えば、温水プール、地域交流センターなどの施設や
有料化した粗大ごみの割引などの行政サービスを
消防団員の方には優遇する措置はどうだろうか。

もちろん、そうした優遇された行政サービスで
団員の方が単純に増加するとは思わないが、
町としての姿勢を示す意味でも有効と思われる。

また、さらに考えると消防団員に限らず、
交通指導員や民生児童委員など
各種団体の役員の確保にはどこも同じように大変である。

他の団体もさらには研究してみる価値はあると思われる。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 13:20 │消防・救急

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