2012年07月24日
<講演会>創造都市による定住自立圏構想を目指して!!
今日は、沼津リバーサイドホテルで
沼津市中心市街地活性化協議会の主催、
NPO法人駿河地域経営支援研究所が共催の
「創造都市による定住自立圏構想を目指して!!」と題した
講演会に参加した。
2本立てで
大阪市立大学都市研究プラザ所長の佐々木雅幸氏による
「創造都市の時代」と
総務省地域力創造グループ地域自立応援課長牧慎太郎氏による
「定住自立圏構想の推進について」

会場には100人くらいの方がいた。
沼津市は、駅前の西武が撤退することもあり、
今後のまちづくりの方向性を考える上で
非常に興味深く
特に佐々木先生の創造都市の講演は、
大変参考になる話だった。
今の時代は、
ネットで何でも売ったり買ったりできてしまう時代。
そうなると都市の競争力というのは、
かつては、資産、土地、エネルギーであったものが、
これからは、どれだけクリエイティブな人たちが
その街にいるか。
その街にどれだけ新しい知識を生み出す場があるか。
知恵や芸術を産業化する力があるか。
産業都市、工業都市から創造都市の時代になる。
芸術文化のコンテンツをいかに都市の中心に置くか。
その先進的な取り組みを
世界の都市(バルセロナ、ナント、サンフランシスコ)
日本の都市(金沢、横浜、神戸)
また、大都市だけでなく
長野県木曽町、山形県鶴岡市、丹波篠山市などの
創造農村の事例も紹介してくれた。
そうした創造都市として街が発展するには、
創造階級、クリエイティブクラスが好んで居住する
都市や地域でなくてはならないが、
そうした都市は、寛容性が高く、
ゲイの人にも住みやすい街で相関関係があるという。
既成の価値観にとらわれない前衛的なアーティストのような人々を
排除しないコミュニティこそ創造的で、
ハイテク分野の先端的な人材が好んで住む社会的環境を特徴付ける。
創造都市の事例で紹介された金沢は、
加賀100万石の昔からの伝統と文化の香る街であるが、
金沢21世紀美術館は
年間157万人が来場する。
子供たちが走り回って楽しめる美術館であるが、
伝統を守るというのは、
世界最先端の芸術を取り入れ、
新しいものを生み出していく力が必要だという。
これからのまちづくりは、
工場や誘客効果のある店を誘致するのではなく、
何かわくわくするものを生み出す人と場の
仕組みづくりのようだ。
沼津市中心市街地活性化協議会の主催、
NPO法人駿河地域経営支援研究所が共催の
「創造都市による定住自立圏構想を目指して!!」と題した
講演会に参加した。
2本立てで
大阪市立大学都市研究プラザ所長の佐々木雅幸氏による
「創造都市の時代」と
総務省地域力創造グループ地域自立応援課長牧慎太郎氏による
「定住自立圏構想の推進について」
会場には100人くらいの方がいた。
沼津市は、駅前の西武が撤退することもあり、
今後のまちづくりの方向性を考える上で
非常に興味深く
特に佐々木先生の創造都市の講演は、
大変参考になる話だった。
今の時代は、
ネットで何でも売ったり買ったりできてしまう時代。
そうなると都市の競争力というのは、
かつては、資産、土地、エネルギーであったものが、
これからは、どれだけクリエイティブな人たちが
その街にいるか。
その街にどれだけ新しい知識を生み出す場があるか。
知恵や芸術を産業化する力があるか。
産業都市、工業都市から創造都市の時代になる。
芸術文化のコンテンツをいかに都市の中心に置くか。
その先進的な取り組みを
世界の都市(バルセロナ、ナント、サンフランシスコ)
日本の都市(金沢、横浜、神戸)
また、大都市だけでなく
長野県木曽町、山形県鶴岡市、丹波篠山市などの
創造農村の事例も紹介してくれた。
そうした創造都市として街が発展するには、
創造階級、クリエイティブクラスが好んで居住する
都市や地域でなくてはならないが、
そうした都市は、寛容性が高く、
ゲイの人にも住みやすい街で相関関係があるという。
既成の価値観にとらわれない前衛的なアーティストのような人々を
排除しないコミュニティこそ創造的で、
ハイテク分野の先端的な人材が好んで住む社会的環境を特徴付ける。
創造都市の事例で紹介された金沢は、
加賀100万石の昔からの伝統と文化の香る街であるが、
金沢21世紀美術館は
年間157万人が来場する。
子供たちが走り回って楽しめる美術館であるが、
伝統を守るというのは、
世界最先端の芸術を取り入れ、
新しいものを生み出していく力が必要だという。
これからのまちづくりは、
工場や誘客効果のある店を誘致するのではなく、
何かわくわくするものを生み出す人と場の
仕組みづくりのようだ。
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 19:05
│地域振興