2010年07月30日

<年金>「111歳」男性口座から600万円引き出す?

下記、読売新聞

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「111歳」男性口座から600万円引き出す?
7月30日14時32分配信 読売新聞

 東京都内で男性最高齢の111歳とされていた足立区千住の加藤宗現さんが自宅で白骨遺体で見つかった事件で、死亡した妻の遺族共済年金計約945万円が振り込まれていた加藤さんの口座の残金は、今月下旬時点で約340万円だったことが捜査関係者への取材でわかった。

 加藤さんにも、妻が死亡した2004年まで老齢福祉年金が支給されており、警視庁千住署は、遺族共済年金のほか老齢福祉年金についても、加藤さんが死亡した後も不正に受給されていた疑いがあるとみて捜査している。

 同署幹部によると、元教師の加藤さんの妻は04年8月、101歳で死亡。加藤さん名義では、それまで老齢福祉年金を受給していたが、翌9月頃、妻の死亡に伴って遺族共済年金に切り替えるため、公立学校共済組合に加藤さんを受取人とする受給申請が行われた。

 加藤さん名義の銀行口座には04年10月から今年6月まで、計945万円の遺族共済年金が支給されたが、同署が口座を調べた結果、今月下旬の残高は約340万円だった。口座からは今月15~23日、6回にわけて計270万円が引き出されていたが、同署では、それ以前にも約330万円が引き出されていたとみている。同署では、少なくとも昨年以降、複数回にわたる年金の引き出しを確認。加藤さんの孫娘(53)は同署に対し、「通帳は家にあった」と説明していることから、総額約600万円は、いずれも家族が引き出したとみて使途などを調べている。

 一方、日本年金機構によると、加藤さんに支給されていた老齢福祉年金は、1911年以前に生まれた高齢者が対象で、70歳から受給できる。加藤さんは1978年頃に死亡したとみられており、同署では、加藤さんが死亡した後も、老齢福祉年金が支給されていた経緯などを調べている。

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高齢者の年金をあてにして
死亡したのにそれを隠して
不正に年金を受給しているケースは、
もっとあると言われている。

清水町では、昨年の敬老会で
100歳以上の方が10人いた。

基礎自治体では、敬老祝い金などを
出しているケースもあると思われるので
敬老会の際に少なくとも100歳以上の方の状況を
把握しておくべきである。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 19:26 │高齢者

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