2010年07月19日
藤原和博氏(大阪府知事特別顧問)の講演(6)
社会の底辺で何が変わっているかというと
みんな一緒という社会から一人一人の社会へ分かれていく。
時代は20世紀の成長社会から21世紀の成熟社会へと移った。
みんな一緒で正解が分かればいい情報処理力が求められていた社会から、
それぞれ一人一人が納得解を導き出せる情報編集力が求められる社会へと
変わった。
情報編集力とは「つなげる力」。
「納得解」をどれだけ導き出せるか。
これに近いのがOECDのピサ型学力調査。
一つ一つのケースで試行錯誤が求められる。
商売もみんな一緒というビジネスシステムでやっていては
どんどん尻つぼみになる。
携帯もコンビニもユニクロも
ビジネスシステムと内部管理が
それそれ一人一人にあわせていける会社が
利益を総取りしていく。
今、利益があがっていないのが
100年に一度の不況のせいにしていたら
いつまでたっても利益は上がってこない。
これからの子どもたちは、
これくらい勉強して大学いって会社に入って
これくらいの給料をもらってという
一般解というなんとなくの幸せ、
共通イメージがない。
自分自身で自分の人生観で生きていかなければならない。
自分自身の世界観で勝負していかなければならない。
自分の幸福論を持っていないと幸福になれないという
大変な時代になってしまった。
だから子どもたちが自分たちなりの幸福論を導き出すための
情報編集力を鍛えてやらなければならない。
そのためには「よのなか科」のような授業や
「学校地域支援本部」のようなシステムで
地域社会を変えていかなければならないし、
校長を変えていかなければならない。
(おわり)
○藤原和博のよのなか.net
http://www.yononaka.net/
みんな一緒という社会から一人一人の社会へ分かれていく。
時代は20世紀の成長社会から21世紀の成熟社会へと移った。
みんな一緒で正解が分かればいい情報処理力が求められていた社会から、
それぞれ一人一人が納得解を導き出せる情報編集力が求められる社会へと
変わった。
情報編集力とは「つなげる力」。
「納得解」をどれだけ導き出せるか。
これに近いのがOECDのピサ型学力調査。
一つ一つのケースで試行錯誤が求められる。
商売もみんな一緒というビジネスシステムでやっていては
どんどん尻つぼみになる。
携帯もコンビニもユニクロも
ビジネスシステムと内部管理が
それそれ一人一人にあわせていける会社が
利益を総取りしていく。
今、利益があがっていないのが
100年に一度の不況のせいにしていたら
いつまでたっても利益は上がってこない。
これからの子どもたちは、
これくらい勉強して大学いって会社に入って
これくらいの給料をもらってという
一般解というなんとなくの幸せ、
共通イメージがない。
自分自身で自分の人生観で生きていかなければならない。
自分自身の世界観で勝負していかなければならない。
自分の幸福論を持っていないと幸福になれないという
大変な時代になってしまった。
だから子どもたちが自分たちなりの幸福論を導き出すための
情報編集力を鍛えてやらなければならない。
そのためには「よのなか科」のような授業や
「学校地域支援本部」のようなシステムで
地域社会を変えていかなければならないし、
校長を変えていかなければならない。
(おわり)
○藤原和博のよのなか.net
http://www.yononaka.net/
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 23:59
│教育・学校