2010年03月11日
<一般質問>「ふるさと納税」で柿田川クルーズを
清水町の「ふるさと納税」では、「柿田川の保護・保全のため」「清水町のまちづくりのため」の2つのメニューで募集しています。
担当課に確認したところ、昨年度の件数は3件で、合計金額75,000円。
メニュー別の内訳は「まちづくり」が2件、「柿田川の保全」が1件。在住者別では、町外の方が2件で、町内の方が1件です。
今年度は、1件100万円。町内の方で「まちづくり」へ使っていただきたいとのことでした。
このように現状をみますと、あまり寄付が集まっているとは思えません。
静岡県自治財政室によりますと、昨年度に県内の市や町には、合計419人の方が総額約3,455万円を寄付し、寄付者数が最多だったのは浜松市で、昨年度が117人(総額約306万円)。今年度も12月末時点で137人(約446万円)と前年度実績を超えています。
浜松市では、1万円以上の寄付者に浜名湖立体花博のペア入場券や農産物・海産物のセットを贈ったり、全国の浜松出身者によるサポーターズクラブなどを活用しているようです。
また、三島市では、寄付者全員に三嶋大社宝物館などの無料パス、1万円以上の寄付者には特産の箱根西ろく野菜を贈っていて、リピーター率は5割を超えているそうです。今年度(1月13日現在)で127人が総額約341万円を寄付し、08年度の(60人、約321万円)を上回っているとのことです。
こした自治体と取り組みをみますと、清水町の現状は、かなり寂しいものがあります。
清水町は、「柿田川の保護・保全のため」の「ふるさと納税」を募集しています。
柿田川の保護・保全活動は、当町にとっても極めて重要なテーマであり、清水町としては、柿田川の自然の美しさやその保全活動の重要性を認識・宣伝広報するために、さらなる取り組みが必要と思われます。
そこで1万円以上など一定額以上の「ふるさと納税」をされた方を対象に柿田川ボートくだりを湧水まつりの日に実施してはどうでしょうか。
私も以前、一度、ボートから柿田川を見たことがあります。水面から見る柿田川は、川岸から見るのとまた違い、その自然の美しさにとても感動します。この自然を後世に残していかなければならないと強く思います。
同じように「ふるさと納税」をされた方が、ボートに乗り柿田川を見れば、「またふるさと納税をしよう」という気持ちが起きるかも知れません。また、友人・知人などにPRしてくれる可能性もあります。
この提案に対して当局の考えを伺います。
【答弁】都市計画課長
町では、柿田川の貴重な自然環境を後世に残していくため、平成15年度から湧水まつりに合わせ8月の第一土曜日を「柿田川の日」と定め、教育の一環として、柿田川の大切さを知ってもらうため、町内の小学校の協力のもと、小学6年生約60人を対象に、柿田川をボートで下る柿田川クルーズを実施しております。
また、今年度は、この柿田川クルーズ終了後に、町職員による水草の除去等を行ったところであり、新年度においても同様の内容で実施する予定であります。
そのような中で、議員ご提案の「ふるさと納税」をされた方を対象にしたボード乗船についてでありますが、この「ふるさと納税」の寄付金は、柿田川の保護・保全事業の財源となりますので、より多くの寄付金を募る方策の一つとして有効な手段と考えております。
また、柿田川の保護・保全を応援する目的で「ふるさと納税」された方は、柿田川への関心が高く、柿田川を内側から間近に観察することによって、その素晴らしさや保護の必要性を再認識していただくことで、寄付の継続や柿田川清掃への参加など町の保全活動にさらなるご協力をいただけることが期待できます。
このようなことから、「柿田川の日」の実施につきましては、時間的な制約もあり、また、ボートに乗せる対象者の設定や体験希望の確認方法など多くの検討事項が考えられますが、「ふるさと納税」をより多くの方にご利用いただく取り組みとして、柿田川クルーズの活用を検討してまいります。
担当課に確認したところ、昨年度の件数は3件で、合計金額75,000円。
メニュー別の内訳は「まちづくり」が2件、「柿田川の保全」が1件。在住者別では、町外の方が2件で、町内の方が1件です。
今年度は、1件100万円。町内の方で「まちづくり」へ使っていただきたいとのことでした。
このように現状をみますと、あまり寄付が集まっているとは思えません。
静岡県自治財政室によりますと、昨年度に県内の市や町には、合計419人の方が総額約3,455万円を寄付し、寄付者数が最多だったのは浜松市で、昨年度が117人(総額約306万円)。今年度も12月末時点で137人(約446万円)と前年度実績を超えています。
浜松市では、1万円以上の寄付者に浜名湖立体花博のペア入場券や農産物・海産物のセットを贈ったり、全国の浜松出身者によるサポーターズクラブなどを活用しているようです。
また、三島市では、寄付者全員に三嶋大社宝物館などの無料パス、1万円以上の寄付者には特産の箱根西ろく野菜を贈っていて、リピーター率は5割を超えているそうです。今年度(1月13日現在)で127人が総額約341万円を寄付し、08年度の(60人、約321万円)を上回っているとのことです。
こした自治体と取り組みをみますと、清水町の現状は、かなり寂しいものがあります。
清水町は、「柿田川の保護・保全のため」の「ふるさと納税」を募集しています。
柿田川の保護・保全活動は、当町にとっても極めて重要なテーマであり、清水町としては、柿田川の自然の美しさやその保全活動の重要性を認識・宣伝広報するために、さらなる取り組みが必要と思われます。
そこで1万円以上など一定額以上の「ふるさと納税」をされた方を対象に柿田川ボートくだりを湧水まつりの日に実施してはどうでしょうか。
私も以前、一度、ボートから柿田川を見たことがあります。水面から見る柿田川は、川岸から見るのとまた違い、その自然の美しさにとても感動します。この自然を後世に残していかなければならないと強く思います。
同じように「ふるさと納税」をされた方が、ボートに乗り柿田川を見れば、「またふるさと納税をしよう」という気持ちが起きるかも知れません。また、友人・知人などにPRしてくれる可能性もあります。
この提案に対して当局の考えを伺います。
【答弁】都市計画課長
町では、柿田川の貴重な自然環境を後世に残していくため、平成15年度から湧水まつりに合わせ8月の第一土曜日を「柿田川の日」と定め、教育の一環として、柿田川の大切さを知ってもらうため、町内の小学校の協力のもと、小学6年生約60人を対象に、柿田川をボートで下る柿田川クルーズを実施しております。
また、今年度は、この柿田川クルーズ終了後に、町職員による水草の除去等を行ったところであり、新年度においても同様の内容で実施する予定であります。
そのような中で、議員ご提案の「ふるさと納税」をされた方を対象にしたボード乗船についてでありますが、この「ふるさと納税」の寄付金は、柿田川の保護・保全事業の財源となりますので、より多くの寄付金を募る方策の一つとして有効な手段と考えております。
また、柿田川の保護・保全を応援する目的で「ふるさと納税」された方は、柿田川への関心が高く、柿田川を内側から間近に観察することによって、その素晴らしさや保護の必要性を再認識していただくことで、寄付の継続や柿田川清掃への参加など町の保全活動にさらなるご協力をいただけることが期待できます。
このようなことから、「柿田川の日」の実施につきましては、時間的な制約もあり、また、ボートに乗せる対象者の設定や体験希望の確認方法など多くの検討事項が考えられますが、「ふるさと納税」をより多くの方にご利用いただく取り組みとして、柿田川クルーズの活用を検討してまいります。
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 18:33
│財政