2010年02月04日

<高齢者虐待>2割増

下記、11月21日の朝日新聞

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高齢者虐待2割増
                      2009年11月21日 朝日新聞

 県は20日、08年度の高齢者虐待に関する県内市町の調査結果を発表した。各自治体へは相談・通報が886件寄せられ、うち64・2%にあたる569件が虐待と判断された。加害者は「息子」がトップで約4割。昨年より相談・通報は167件(23・2%)、虐待確認件数は113件(24・8%)増えた。


 県長寿政策室によると、高齢者への虐待のうち、親族らの養護者によるものが566件、施設従事者によるものが3件。被害者は641人で女性495人、男性146人で、年代別では80歳以上が52・6%と半数を超えた。虐待による死亡事例で市町から報告があったのは、湖西市で60歳代の男性が介護疲れから90歳代の母親を殺した1件。


 虐待内容(複数回答)では、身体的虐待が392件(42・3%)で昨年度に続き最多。以下、心理的虐待230件(24・8%)、介護・世話の放棄170件(18・3%)が続く。昨年度と比べると、心理的虐待や預金を勝手におろすなどの経済的虐待が増えているという。


 誰が虐待したかをみると、最多は息子の285人(42・2%)で、次いで娘111人(16・4%)。夫108人(16%)だった。虐待と認定された後の市町の対応は、介護保険サービスの利用など加害者から分離した事例が28・6%で、加害者に対する助言・指導など分離を行わなかったのは62・6%だった。


 調査は06年度の高齢者虐待防止法施行を受け全国で実施されていて、今回が3回目。宮城島好史(よしふみ)・県長寿政策局長は相談・通報、虐待確認件数ともに増えたことについて、「介護施設の建設を急ピッチで進めている中、その影響で県民や市町の虐待への意識が高まったからではないか」と話した。

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清水町の08年度の高齢者の相談通報受理件数は6件。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 13:54 │高齢者

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