＜視察報告＞校庭の芝生化（２）

●芝生化事業の目的と効果●

○校庭を芝生化することで、安心でのびのび遊ぶことができ、
　児童の健全な心身の育成・体力強化を図れる。

○地表面の外気温を定期的に観測し学習に取り入れる。

○地表面の外気温が低下し地球温暖化防止効果も期待できる。

○苗移植後に保護者と施肥などの作業を一緒に行うことで、
　地域住民とのコミュニケーションが取れる。
　
　
●芝生の維持管理体制●

○芝植え付けにおいては、児童・保護者・ボランティアで共同作業で実施。

○芝刈りについては、通常月２回予定しているが、
　時期によっては週２回実施も予定。
　児童・教職員により芝刈りを行う。
　保護者の協力体制も了解済みである。

○施肥には定植後１年間は年８回予定しており通常年２回計画。
　保護者及び教職員で実施。
　なお、散水は適宜教職員が行う。
　保護者の協力体制も了解済みである。
　
　
●環境学習計画●

○芝生化した表面と、しない表面トンお外気温についての、
　調査学習及び芝の育成について学ぶ。

○地球温暖化防止に対する効果的な対策を学習する。

○芝の育成状況を観察する。


視察研修では、三田川小学校近くの公民館で
町長さん、議長さん、副議長さん、教育長さん、
学校教育課の職員、小学校の先生など多くの皆さんで
対応して説明を頂いた。

たまたま、公民館へ行く途中、小学校の脇を通り
昼休みでたくさんの子どもたちが元気よく裸足で
遊んでいた。

「すげ～」とまず思った。
こんな小学校あったらいいなと思った。

町長さんや教育長さんの話を聴いて、
けっこうこの方たちのキャラクターで
やれている面があるかなと思った。

視察へ行く前と後に委員会のメンバーで
勉強会を開催した。

行く前は、当町の現状について共通認識をもち、
視察後は、研修してきたことを踏まえ
当町に置き換えて考えた。

運動場の芝生化については、
委員から清水町で小中学校で取り組むには、
学校開放なども行っていることや
サッカー以外の競技、維持管理のこともあり難しい面があるが、
幼稚園や保育所ではモデル的に検討してみる価値があるのではないかとの
意見があった。

特に23年度整備予定の南保育所に導入してみてはどうかとの意見があった。

静岡県内にも裾野市や浜松市、磐田市で導入している学校があるが、
うまくいっていないところもあるようで、
今後も継続して、先進事例をよく研究していく必要がある。