2024年07月18日

<狩野川放水路>改修考えるシンポジウム 国に早期の事業化求める 

下記、静岡朝日テレビ

***

静岡県・狩野川放水路の改修考えるシンポジウム 国に早期の事業化求める 
7/18(木) 19:04配信 静岡朝日テレビ

 狩野川放水路の改修促進に向けたシンポジウムが静岡県清水町で行われ、流域自治体が国に早期の事業化を求めました。

 初めて開催されたシンポジウムには、鈴木康友知事や静岡県選出の国会議員、流域自治体の市長、町長らが出席しました。

 狩野川放水路は狩野川の治水対策のため整備され、2025年、完成から60年を迎えます。近年の異常気象を受け、2023年8月、整備基本方針が改定され放水能力がこれまでの毎秒2tから3・4tに引き上げられました。

 今後、地質調査などを経て事業化される見通しで、実現すれば流域で頻繁に発生している内水氾濫の被害の軽減が期待されています。シンポジウムでは流域自治体で組織する改修促進期成同盟会が国に早期の事業化を提言しました。

●鈴木康友知事:
「国、県、市町が一体となってしっかりと整備を進めていくということで私たちも県としての対応をしていきたいと考えています」

●期成同盟会会長・長泉町 池田修町長:
「流域、広域の取り組みが必要ですしそれには県、国たくさんの方の力を借りて進めていかなければならない。力を合わせて地域の安全のために頑張っていきたいと思います」

***

午前10時から地域交流センターで開催され出席。

シンポジウムでは国土交通省中部地方整備局沼津河川国道事務所の辛嶋亨所長から、
先月18日の大雨に対する放水路効果について説明があった。

〇前線の活発化に伴う降雨により、持越雨量観測所で1時間に76㎜、天城雨量観測所などで、24時間累加降水量300㎜以上を記録。
〇狩野川放水路を開放し、歴代9位となる約1100m3/s(推定値)を分派。
〇これにより下流の清水町徳倉地点での水位を約2.4m低減!

とのことで放水路がなかった場合、計画高水位の+11.08mを超える+11.4mとなっていたという。

来年度は、狩野川放水路完成60周年記念事業として記念冊子やシンポジウムを開催予定とのことである。



同じカテゴリー(地震・災害)の記事画像
「清水町消防出初式」
地域防災訓練
ワラの片づけ
<大雨>長沢の観光タクシー周辺の道路でワラが散乱
「地域防災訓練」
令和5年度清水町総合防災訓練
同じカテゴリー(地震・災害)の記事
 【まもなく受付終了】感震ブレーカーを設置する方へ補助を行います (2025-02-01 19:21)
 自治体に年1回備蓄公表を義務付けへ、内容の改善と充実図る 災害対策関連法改正 (2025-01-25 18:32)
 「清水町消防出初式」 (2025-01-13 10:19)
 <お知らせ>ペットの災害対策研修会を開催します (2025-01-10 08:07)
 <災害時>遺体収容所どこに? 静岡県と伊豆半島の市町で異なる認識 「初動遅れ」懸念の声 (2024-12-28 19:42)
 清水町の備蓄物資について (2024-12-26 17:14)

Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 20:40 │地震・災害建設・都市計画

削除
<狩野川放水路>改修考えるシンポジウム 国に早期の事業化求める