2023年05月11日

<保育施設>4割が定員割れ、少子化や需要偏り要因…103自治体調査

下記、読売新聞

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保育施設の4割が定員割れ、少子化や需要偏り要因…103自治体調査
4/5(水) 5:00配信 読売新聞

 県庁所在地や政令市など保育の需要が大きい103自治体の保育施設の少なくとも約4割が、今年4月入園の1次選考終了時点で定員割れになっていたことが、読売新聞のアンケート調査で分かった。少子化で全体の保育需要が縮小しているほか、保育士不足や、特定の施設に利用希望が偏るといった要因が重なったとみられる。

 調査は2~3月、県庁所在地と政令市、東京23区、中核市の計109自治体を対象に実施し、103自治体から有効回答を得た。

 1次選考の時点で定員割れとなったのは、103自治体にある計約1万8000施設のうち約6800施設だった。利用申込者数の合計は前年比2・3%減の計約28万6400人。71自治体で減少し、理由(複数回答)として、57自治体が「就学前人口の減少」を挙げた。

 施設の定員について課題に感じていることを複数回答で尋ねたところ、43自治体が「保育士不足で定員まで子どもを受け入れられない施設がある」とした。

 一方、申込者数から1次選考の内定者数を引いた落選者数は約5万9600人で、前年より2%増えた。落選者数が増加した自治体が57、減少した自治体が45だった。通いやすい特定の施設に利用希望が偏ることが影響したようだ。

 政府が2024年度末までに解消する目標を掲げる待機児童については、「解消済み」「23年度中に解消見込み」とした自治体が約8割を占めた。

 政府は3月末に公表した「次元の異なる少子化対策」のたたき台で、親の就労の有無を問わずに保育所を利用できる「こども誰でも通園制度(仮称)」の創設を打ち出した。既存の保育所の空き定員の活用などが念頭にあるが、保育士不足の解消が課題となりそうだ。

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清水町も国基準の保育所の待機児童は5月1日現在で0人。

ただ、空きがあれば入りたいと言う潜在的な待機児童は100人いる。

現在、保育士不足のため清水保育所の入所児童数は70人(定員100人)、
南保育所は85人(定員150人)となっている。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 20:07 │保育所・保育園・幼稚園

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