2021年10月06日

<ヤングケアラー>実態調査へ 静岡県、9月補正予算案に計上 小5~高3対象

下記、9月16日の静岡新聞

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ヤングケアラー実態調査へ 静岡県、9月補正予算案に計上 小5~高3対象
2021.9.16 静岡新聞

 静岡県は本年度、家族やきょうだいの世話を担う子ども「ヤングケアラー」の支援に向け、静岡県内の小中高生を対象にした初の実態調査に乗り出す。小5~高3の約25万5千人を対象に、各校で行う生活実態調査などの機会に合わせてアンケートを行う。15日発表した本年度一般会計9月補正予算案に、事業費880万円を計上した。

 ヤングケアラーは、病気や障害などでケアが必要な家族の世話や家事を担う18歳未満の子どもを指す。調査は私立を含む県内の全小中高914校を対象に行い、選択式の質問を中心に、世話をしている家族らがいるかや、どんな世話を担っているか、負担感や我慢していることなどを尋ねる。10月以降に回答を集め、県が個人を特定しない形で集計して年度内に公表する予定。
 厚生労働省と文部科学省が20年度に実施した初の全国調査では、「世話をしている家族がいる」と回答した子どもの割合が、中学2年生で5・7%、全日制高校2年生で4・1%だった。定時制高校2年生は8・5%、通信制高校の生徒は11・0%で、全日制高校より高い傾向もみられた。両省のプロジェクトチームは21年5月にまとめた報告書で、地方自治体にも実態調査を促していた。
 国の調査対象は中高生だったが、他県の調査などから小学校段階でケアを担う子どもがいることが想定されるため、範囲を広げて調査を行う。県こども家庭課は「精緻な実態把握とともに、子どもや学校がヤングケアラーについて知る機会にしたい」と話した。

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担当課に確認したところ、
ヤングケアラーについて特に相談は受けていないという。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 16:28 │教育・学校

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